location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト流鏑馬>その3

 サイトマップ


                                                    画像をクリックすると大きな画像でご覧になれます


介添え奉行の勇姿をねらったのですが、風にあおられた袂に隠れ、良い表情が得られません。この騎手の方は、岩手大学馬術部学生さんとのことでした。

射手奉行がうまく的に命中させると、扇子をかざして『よう射たりやー』と馬場を駆け抜けていきます。





儀式の最後に、的奉行が馬場を走りながら扇子を観客に投げます。まったくの偶然でしたが、私の前にも投げられ、縁起物の扇子を巡っての争奪戦の末、運良く拾うことが出来ました。

扇子に書かれてある『天下泰平』『五穀豊穣』『家内安全』の言葉は、時代がどのように移り変わろうと人々が願ってきた『日本人の心』であると私は思います。南部藩政時代からの人々の願いが、今も変わらず伝えられてきている流鏑馬です。
← 前のページに戻る                      先頭のページに戻る →