location:uchinome.jpトップ>岩手の鍾乳洞>龍泉洞水源地帯観察会1>その2 |
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一路安家を目指して北に向かう。道路左側の牧草地の奥に江川ドリーネがあった。この並びに4個のドリーネがあると言います。見たのは(見られた)南から2番目と3番目の物でした。1と4は林の中にあり見られない。上段の画像は二番目の全景と中心部の様子、下段の画像は三番目の側と中心部の様子です。 ここの窪みに入った水がどこに行くのかと言うことで、以前に消防の協力で放水したことがあると言います。ここまで私達が来るのに峠(石峠)を越えましたが、地下には峠が無く龍泉洞まで行くのです・・、とはYさんの説明でした。 |
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氷渡洞側の冷や水湧き口に行く。きれいな水で飲料可能という。ここはどんなことがあっても濁ることはないという。氷渡洞の地底湖からの水だとのこと。氷渡洞側の冷や水は、完全に濾過されて濁ることはないが、氷渡洞の中の地底湖は濁ることがあるという。ここからの地下水は完全に濾過されて、龍泉洞の地底湖に貯まる。この地域が破壊されたら龍泉洞の水は濁ってしまう。 ここで水を飲もうとしゃがんだら、ポケットからどぼんとカセットテレコが水に落ちてしまった。慌てて拾い上げて乾かすが、どうなることか。残念だが、以後の録音記録が出来なくなってしまった。 |
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長内(おさない)沢に入りました。ここも一般の車両は通られないところになっています。しかし、山菜採りの車が入っていました。かなり奥まで入り、途中から別れた道の沢沿いに更に登る。 最初の画像は上流からの流れがありますが、二番目の画像の場所で水が地下に潜り込んでいました。 そして最後の画像の端からは完全に干上がっています。 |
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音松沢(?)とか聞きましたが、沢水中のカルシウムイオンがすごく多く含まれており、沢の中に転がっている石の表面に白茶色の水あか(?)状のものが多く付いていました。これはフローストーンの仲間に入るのでしょうか・・。 |
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長内沢の更に上流、コナラの沢と言うところ迄来ました。この場所は、ここの沢水の潜り場所(ポノール)です。潜り口には岩に大きな穴があり、中に大量の水が流れ込んでいきます。 |
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この観察会の目的にもありましたが、岩泉町の皆さんの使用する水道水(龍泉洞の水)はどこから来るのか。どうしてこのようにきれいなのか。この広大な規模の仕組みと現場の環境を知って、なるほどなあと心に刻み込まれました。 また日頃疑問に思っていたことなどが、専門家の丁寧な説明ではっきりとしましたし、ますます鍾乳洞に引かれそうな心境になっています。改めて講師のYさん、Sさん、Tさんに感謝いたします。 |
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