カゲロウ

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　　　　　　　　　　　　　カゲロウ

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台風１４号が過ぎ去った翌日、庭先の散らかった植木の葉にカゲロウが居ました。かなり風が吹いていたのですが、がっちりとしがみついて離れる気配がありません。早速カメラに納めてみました。

	植木の葉は実生から大きくしたビワの葉です。風をよけて葉の裏側にしがみついていますので、直射日光は当たりませんが、葉が逆光に輝いてきれいに見えています。透きとおった羽根、大きな複眼、尻尾から出ている長い尾、そして触角と見間違うひげ（？名称は不明）が印象的でした。

	触角のように見える２本のひげ（？）ですが、よく見ると首の付け根から出ているようにも見えます。先端が白と黒のきれいなひげ（？）でした。
	ひげ（？）の付け根の様子ですが、はっきりとは見えていません。胸の所から出ているようにも見えます。
	大きな複眼と、可愛い触角です。それにしても小さな触角です。
	透き通った足が二対あり、先端の爪でビワの葉の小さな毛にがっちりとしがみついています。先にひげのような物と書きましたが、昆虫ですから足は３対なければなりません。従って胸から出ているひげ状の物は、紛れもなく前足から変化した物だと言えます。さて、口はどこにあるのでしょうか。資料で調べてみますと、カゲロウの仲間は羽化してからは、ほとんどエサは食べないとのことです。寿命は短い種類で１時間から数時間、長い種類でも２週間あまり、その間、水を飲む種類もあるが、ほとんどは何も口にしないという。

このカゲロウの名前を、図鑑やネット情報で調べてみましたが、これだと言える名前の同定は出来ませんでした。ネット情報によると《チラカゲロウ・・体長１８ミリ》とありましたが、私にはよく分かりませんでした。