何気なく見ている昆虫、しかし、レンズを通して拡大してみると、そこには新しい驚きの世界があります。昆虫の接写を撮影したくて、一眼レフを手に入れた頃のことでした。今のようなマクロ機構のついたカメラは無く、接写リングやベローズという特殊な装置を使わなければ撮影出来ませんでした。露出も経験と勘による撮影、出始めたストロボを使って手探りで撮影した事を思い出します。

この画像は、ウスバシロチョウという比較的珍しいチョウで、私が撮影した場所は河川敷でした。マクロのズームを使いましたが、昔のことを思うと夢のような話です。