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            アズキゾウムシ


     

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アズキの表面に見事に開けられた穴。

アズキゾウムシ・・・

昨年秋のことですが、知り合いから頂いた好物のアズキです。思い出して食べようとしてびっくり、全体に小さな粉状のものが付き小さな穴がぽつんと開いていました。更にびっくりしたのは、小さな虫(よく見たら甲虫)がちょろちょろと動いています。あれれ、虫が付いたのかと思いましたが保存が悪かったと自己反省です。

早速ですがウイキペディアで調べてみました。何と、アズキの害虫である甲虫で名前が「アズキゾウムシ」と言うとのことでした。このまま食べないで捨てるのが惜しくなり、手元にあったコンデジのマクロ機能を使いその様子を調べてみました。

新兵器のコンデジマクロ機能ですが、息子からのお下がりニコン・クールピクスP5100はマクロ機能にすると、レンズから4センチ(ワイドズーム側)まで接近出来ます。私にとって、従来の接写マクロ撮影は60ミリマクロレンズを使用しての等倍撮影が限度でした。しかし、この場合の撮影は三脚とストロボを使用し大がかりな撮影になります。一番面倒なのは、ピントが合っている範囲が狭く絞り込まないといけません。

両手にカメラを持ち、遊び半分で撮影し記録された画像を見てびっくりです。予想に反して接近出来たことと、シャープな拡大画像が得られたことでした。コンデジ恐るべし、そんな感じがしました。

トップの画像は、見事に丸い穴が開けられたアズキの状態です。


アズキゾウムシ・・・

日本を含む世界共通種、マメゾウムシ科の甲虫の1種。体長3mm内外。卵形、赤褐色で黒斑があることが多い。幼虫はアズキ、ササゲなどの種子を食い荒らす害虫で、成虫は適温であれば年に数回発生を繰り返す。

                                                       (※ウイキペディアより)

                                                       2016.04.05 作成


アズキの様子 1 見事に穴が開けられたアズキの表面です。白い小さな粒は、アズキゾウムシの糞かなと思ったりもしていました。

良く分かりません。
アズキと二匹のアズキゾウムシ アズキの隙間を探したら居ました。アズキより小さいので、気がつかないと見落とします。

アズキとアズキゾウムシの陰 1 アズキゾウムシの姿に光が当たり、うまい具合にシルエット状態で紙に映っています。
アズキとアズキゾウムシの陰 2 このシルエットはアズキの上を渡り歩く状態です。
アズキゾウムシ 1 かなり小さいので撮影するのが大変です。押さえ込んで並べてしばらくすると動き出します。撮影出来るのは、並べてすぐ出ないと失敗します。

下の段の左側は欲張って三匹、これは全部腹を出しています。右側は何と六匹を並べて見ましたが、動き出して足をばたばたさせていました。
アズキゾウムシ 2 アズキゾウムシ 3
アズキゾウムシ 4 穴を開けられた時にはがれたアズキの皮です。寝転がっている三匹のアズキゾウムシは、気分が良いのか動いていません。しかし、しばらくしたら動き出すと共に飛び出す気配を見せていました。
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