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            ムシ達の表情


マクロの目    

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名前が特定出来ません。しかし、最高に魅力を感じたのが黒い目です。

ムシ達の様子・・・

今は真冬の真っ盛りです。ムシ達の姿を求めて探したところで、厳冬期の東北地方では冬眠中の姿しか見ることが出来ませんし、かなり困難なことです。撮りためていたマクロコンデジカメラの画像を見ていたら、真冬の時期だからこそ元気に生きていたムシ達の姿を紹介するのも趣向があるなあと思いました。夏の時期ならば特段珍しくないムシ達の様子も、今の時期となるとどうしているのかなと想いが馳せます。

そんなこともあり、夏の時期身の回りで見られる元気なムシ達を取り出してみました。ここでは、アリ、ガガンボ、名前が不明ですが迫力ある顔のムシ、触ったら大変なカメムシ、ハエ、カマキリの様子を紹介致します。

トップの画像は、名無しとしか表現出来なかったのですが私の知らないムシでした。黒い目は迫力十分です。

                                                       2017.01.18 作成


クロユリ アリの様子・・・

庭先に咲いたクロユリですが、何故か葉の付け根付近からアリの姿が見られました。その後、葉に乗ったり、茎にしがみついていました。

よく見ていたら、何かを一生懸命食べている姿でした。多分、アブラムシだと思われます。
アリ 1 アリ 2
アリ 3 クロユリの葉の上で、何かを食べていました。撮影した角度とマクロ機能がはっきりせず、詳細が不明でした。
アリ 4 幹にしがみつくようにして何かを食べています。予想としてはアブラムシ等ではないでしょうか・・。この場面は、捕食する姿よりも、アリの身体がモザイク的であり、眼の複眼がそれとなくはっきりとしていることです。

拡大画面にすると、身体の造りがはっきりとしてきます。

ガガンボ 1 ガガンボの様子・・・

ガガンボは私の大好きなムシの一種類です。長い足で大きな身体を支えているので、弱々しいながら迫力があります。
ガガンボ 2 ここでの魅力は、二対の羽根の内一対の羽根が小さく変化し、平均棍と呼ばれる構造になっていることです。この小さなうちわのような翼を動かし、飛び回る時のバランスを取っていると言います。
ガガンボ 3 触角と複眼の様子を、可能な限り大きく切り出して見ました。複眼の小さい粒々が見えています。

触角(ヒゲ)の様子もはっきりします。

名無しと命名 1 名無しと命名しましたが・・・

甲虫類かと思いますが、名前が特定出来ません。しかし、最高に魅力を感じたのが黒い目です。一昔前の突っ張りスタイル、グラサンのお兄さんの感じがします。

複眼の眼をじっと見つめていると、凄く迫力を感じてしまいます。黒いサングラス、目つきと表情が見えないと言うことは怖く感じます。
名無しと命名 2 向かって左側の眼の複眼を拡大してみてください。

カメムシ カメムシの仲間・・・

何故か嫌われるカメムシです。うかつにも触れたら大変、あの独特の悪臭がからだにつきまとい簡単にはとれません。あの臭いは、カメムシの自己防衛のため出されるものでしょう。

秋の日中ですが、山に入り景色に見とれて建物や橋桁等に触れたら最後、身体に悪臭が必ずつきます。

ハエの拡大 1 ハエの拡大・・・

普段見ている汚い感じのハエも、この姿ですと愛嬌と言いますか身体の造りに惹かれます。

凄い剛毛がピンピンと立っています。今になると、もっと接近して撮影すれば面白かったなあと思います。
ハエの拡大 2 ハエの拡大 3

カマキリ 1 カマキリ・・・

昆虫(あえてムシと表現すると)の中で、苦手というか触れるのが怖いのがカマキリです。もちろん捕まえる時の持ち方にこつがあり、そこを守ればかじられたり挟まれたりはしません。

大きな仕草で近寄るものを威嚇しますから、人でなくても気になるムシです。

何よりも怖いのが、逆三角形の頭部です大きな眼でギロリと見られますから・・。
カマキリ 2・・・威嚇のポーズです。 カマキリ 3・・・この口がどう猛な口に変身します。
カマキリ 4 頭部の真上から見た様子、以外と怖くはないのです。両側に出ている大きな眼、視点が定まらない眼はどこを見ているのか分かりません。

カマキリのような小さな点の眼ですと気になりませんが、あんなのが大型動物の目でしたら側には寄れません。実際にはありませんが・・。

身体の割に頭部の付け根がひ弱ですから、カマキリを捕まえる鳥類などは頭部を先に食べるのかもしれません。

おわりに・・・

厳冬期の今、ほとんどのムシ達は死に絶えて新しい生命の誕生が待たれるところです。運良く越冬して冬眠出来たムシ達は、春の来るのが待ち遠しいことでしょう。東北地方の本物の冬はこれからです。雪が沢山降り、気温もがっちりと低下します。

今年の冬は例年にないほど冷え込んでいました。私の子どもの頃はマイナス15度位はあたり前でしたが、ここしばらくはマイナス10度を低下することがありませんでした。マイナス10度以下になると、外に出ると鼻毛が凍結しむずむずした感じを覚えています。また雪の上を歩くと、踏みしめた音がぎしぎししたものです。今はそれが無いのです。

真冬の時期のムシ達、どこでどうなっているのか興味があります。ムシでは無いのですが、早く来い来い暖かい春よと言ったところです。
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