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           スズムシの孵化

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去年の秋に産卵したスズムシの卵は、長さ3ミリ直径1ミリ弱の乳白色の状態で土の中で越冬します。私の場合は四月頃から外に出していましたが、6月の20日頃から早いものが孵化し始めました。孵化の瞬間をねらっているのですが、卵が土の中に有ると言うことと、土から外に出すと乾燥が進み死んでしまうようで、うまく撮影できません。

孵化後の幼虫は透きとおるような状態ですが、日光に当たり黒く変色していきます。この画像は孵化直後の幼虫で、体の大きさが3ミリぐらい有ります。さすがに触角は長いですね。

同じ容器の中での累代飼育は遺伝的にも良くなく、去年はスズムシ配布会に出かけて別の遺伝子を持つスズムシを分けてもらい一緒にしています。今年はペットショップでスズムシの卵の販売を見つけ、何個か購入して混ぜています。

これから約2ヶ月後の8月には成虫になり、きれいな秋の声を聞かせてくれることでしょう。


※この画像は、90ミリのマクロレンズを使いほぼ等倍で接写撮影しました。ストロボは使用しませんので、少々ピン
  トの奥行きが不足していますし、触角が先端部ほどぶれています。