はじめに・・・
平成29年度のユネスコ運動岩手県大会が、奥州市江刺地区を会場にして開催されました。大会開会式でふるさと紹介を担当し、委員会のメンバーの皆さんと改めてふるさと江刺を見て歩き、画像撮影をしてきました。江刺地域はかなりの広域になりますが、撮影した画像をこのまま埋もれさせるのが惜しくなり、改めて一つの区切りのカテゴリーを作成し、「江刺ふるさと探訪記」を編集することにしました。
トップの二枚の画像は、岩谷堂地区向山展望台から見た江刺の一部の様子になります。今から百年以上前に遡り、古の江刺の住人にとってこの光景は予想することが出来ないものと思われます。住まいする当時の山並みは同じであっても、人々の生活環境が大きく変容してきています。東に見える北上山地、南に見える束稲山は昔からあり、西・奥羽山脈焼石連峰の山並みも同じです。
この広大な風景を朝な夕なに見ながら、古の人々の毎日の生活が営まれて今の豊饒な江刺の大地が築かれ、ここに私達が住まいしていることを忘れてはならないと思います。ご覧になった皆様が、改めて住まいする江刺の今の姿を確認し、古の人達の生活に思いを馳せる事が出来たら嬉しい限りです。
今後の予定になりますが、ユネスコ運動岩手県大会・江刺大会開催を契機に、故郷江刺の姿を紹介していきたいなと思います。かなりの日数がかかると思われますが、ライフワークの心境で作成したいと思います。
2017.10.25 作成 |