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2017江刺ユネスコ・平和への祈り
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2017江刺ユネスコ・平和への祈り・・・ |
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境内の片隅で・・・ 寶代寺境内で、田原小学校児童の皆さんと、江刺地区ユネスコ会員が平和の鐘を鳴らす運動に参加することになりました。 始めに江刺ユネスコ会長の高橋さんから、平和の鐘を鳴らす運動の意義についてお話がありました。本日集まった子ども達は18名でしたが、お話を聞く真剣な眼差しが素敵でした。車椅子利用の児童も参加され、和気あいあいの中で進められました。 |
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私が田原地区寶城寺を訪れたのは今回で二回目になります。初回は昨年のユネスコ行事で訪問し、今回が二回目になります。ここで紹介する画像は、昨年撮影した画像になることをお断りします。 原躰盆地に所在し、寺伝では応永3年(1396)正法寺二世月泉良印の弟子、月峯良燈を開山とされ、宝暦13年(1763)の『原躰村風土記御用書』では、「明徳2年(1391)開山月峯和尚御座候」と明徳説を記しています。 この創建年代に関する裏付けは、本尊の宝冠釈迦如来の体内に明記されており、「奉造立釈迦形像一躯時大仏師参河法時立増 開山月泉良印公大禅師 「大檀那住持月峯良燈」とあることから、寶城寺開山に当たって月峯は師匠である月泉を勧請開山(開山の栄誉を師に譲って名目上の初代祀ること)とし、本尊制作を物資立増に依頼したことがわかります。 |
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この画像は、昨年のユネスコ行事で訪問した時に撮影したものです。 岩手県指定有形文化財 明徳4年(1393) 像高52.5センチ 南北朝時代の様式を受け継いだ院派作風が強い寶冠釈迦如来像で、当時の高い造像技術を示す優品です。構造は寄木造で、材はヒノキとみられます。像容は髷を結い、天冠台を付け、大衣を身にまとって法界定印を結び、左足を前にして結跏趺坐する釈迦如来です。 本像を作製した大佛師立増は、14世紀後半から15世紀前半にかけて、正法寺の強勢とともに活躍した佛師で、正法寺の釈迦如来座像、月泉良印像、さらに岩谷堂光明寺の地蔵菩薩像その他の諸像を残しています。 |
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