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2015空蝉アラカルト
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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>昆虫の表情>2015空蝉アラカルト |
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2015空蝉アラカルト・・・ 空蝉(せみの抜け殻)をテーマにページを作成するのは今回で二回目になります。たまたまでしたが玄関先に飾っていたせみの抜け殻と、大好きな佐伯泰英の小説を重ねての発想からページを作成したものです。被写体となる抜け殻はたった一個、よくもまあ膨らませてあらゆる角度から撮影したものでした。 今回は今まで撮りためていた画像と、8月・9月に家の周辺を探してまだ残っていたせみの抜け殻を探しての画像化です。天気の良い日中にはまだセミの鳴き声が聞こえてきますが、そろそろ鳴き声が聞かれるのも終わりになりつつあります。 今回は家の周辺で探して見つけたせみの抜け殻に、古来から言い継がれてきた別名として親しまれている「空蝉」の名を使用し、三つの場面で見つけた抜け殻の様子を画像化し紹介したいと思います。三つの場面とは、建物周辺の色んな場所で見つけた抜け殻と、本来の羽化する場所である草木の回りで見つけた抜け殻です。 三つ目として驚いたのは、今回初めて発見したクモの巣にかかった幼虫の姿です。 トップの画像は、椿の葉につかまりそこで羽化した抜け殻の様子です。きれいな抜け殻でした。あえてアラカルトとしたのは、羽化する場所があまりにも多様であり、掴まる場所があればどこでも良いのだなあとさえ思えたからです。 なお、半年前に作成した「空蝉・せみの抜け殻」を参照したい方はこちらからお入りください。 2015.09.08 作成 |
今回はかなりの数の空蝉(せみの抜け殻)を家の周辺や、周囲の木々の間から探し撮影しました。数多く見られたのは八月中頃のお盆の頃でした。墓参りに来た皆さんがおもしろがってかなり採りましたので、本来の数より減っていました。何気なく見つけて「ここにもあった・・」と見る場合と、意図的に探し求めるのとではねらいが違います。 夏の暑さに制限されるせみの出現数です。季節の変化を微妙に感じて、暗い地中から明るい地上に出てくるせみの生活サイクルはどうなっているのでしょうか、興味が出てきます。 空蝉について・・・ 日本ではセミの幼虫または、その抜け殻について、全国共通の名称は存在しないが、多くの方言で成虫と区別する名称が存在する。一方「空蝉(うつせみ)」はセミの抜け殻の古語である。また、セミの抜け殻を蛻(もぬけ)と呼ぶこともあるが。この言葉はヘビなど脱皮をする動物全般の抜け殻を指しセミに限らないほか、現在は専ら『蛻の殻』という慣用句として用いることが殆どである。 日本では、地上に出ると短期間で死んでいくセミは、古来より感動と無常観を呼び起こさせ「もののあはれ」の代表だった。蝉の抜け殻を空蝉(うつせみ)と呼んで、現身(うつしみ)と連して考えたものである。珍しくはあるが、阿波の由岐氏などがセミの家紋を用いている。 ※ウイキペディアより |
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