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ガガンボ
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ガガンボ・・・ 朝(8時頃)方のことですが、何気なく窓のサッシを見て気がつきました。サッシの表面に、大きなガガンボが動かずにじっとしがみついています。もともと活発な動きを見せるガガンボではありませんが、気温が上がらない朝方のことでもあり動けないのです。それっと言うことでマクロカメラの出番です。 子どもの頃の記憶にあるのは、ガガンボは「蚊のおばさん」と言う言葉で覚えていました。今にも壊れそうな大きな身体のガガンボですが、身体全体の大きさから見たら脚の先端部まで写し込むのはかなり大変です。今回も6本の脚の先端部は省略した形での全身画像です。 気温が上昇し、ガガンボ体内の活動リズムがあがればカメラを接近させての撮影は出来ないのですが、まだまだ活動リズムがあがらず2センチ程まで接近しての撮影が可能でした。 トップの画像は、網戸にしがみついているガガンボを大きな羽と頭部を中心に切り出した画像です。 2019.06.14 作成 |
ここでは、ガガンボの身体を頭部、胸部、羽、腹部に分けて撮影してみました。大きな画像の切り出しですので、ピントの甘い部分がありますがご容赦下さい。 意外な発見がありました。頭部の画像(実際は胸部ですが)を見ていたら赤い物がついています。何だろうなと思い拡大したら脚がありました。あれれ・・、これはガガンボに寄生しているダニではありませんか・・。ダニは大嫌いなので一瞬ぶるっとしましたが、じっくり見たら丸い腹部に毛が生えて脚が何本か見えています。寄生されているのはガガンボで、生きているムシの世界で食われるものとの関係があるという発見でした。 生きものの世界には厳しい現実があります。食うものと食われるもの、このバランスがあって特定の種類だけが増えすぎないようになっています。人間に寄生するダニはないものの、細かい場所にはありそうで怖いなあと思いました。さしずめ、病原菌等は人間を食べているとも言えそうです。怖い発見でした。
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全体・・・ 先にもふれましたが、足先の様子まで入れての画像は作成しません。 真上から見下ろした様子で、身体の中心線を境目にして左右対称の構造が分かります。 昆虫ですから頭部、胸、腹部の三層構造です。脚が三対の6本、羽が二対ですが、一対は平均棍と呼ばれるうちわのような構造です。 |
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ほぼ真横からの画像になります。 |
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胸部・・・ ここ胸部には、運動に関わる器官がついている部分です。 でかくて頑丈です。 |
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脚で隠れた複眼の左側に、きらりと光る部分があります。多分ですがこの部分が単眼だと思われます。 |
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でかくて頑丈そうな胸部です。 |
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羽・・・ 一対の羽と、あと一対の花に代わる平均棍があります。 この平均棍でバランスを保つと思われます。 |
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左側の羽の部分になります。正常の羽の大きさから見ると、平均棍は小さいのです。 先端部がうちわのようになっています。 |
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左側の平均棍の拡大。 |
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右側の平均棍の拡大。 |
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腹部・・・ 身体全体から見たら、長くて太い腹部になります。 |
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腹部の拡大です。 |
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