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ガガンボ
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ガガンボ・・・ ガガンボと問われて、「ああ、あれかあ・・」ととっさにその様子が頭に浮かぶ方はそれほど多くはないと思われます。しかし、その名ははっきり知らなくても、蚊の姿をした大きな虫がふわりと飛んでくると、思わず避けたくなるはずです。もちろん、蚊とは違い刺される心配はありません。 たまたまですが、玄関先の外壁に止まっていたのを見つけた私は、しばらくぶりの虫の撮影を思いつきマクロレンズを取り出して接近してみました。細長い胴体に付いた大きく長い羽(翅)が二枚、ちょっと見には分からないうちわのような小さな羽(翅)が二枚の典型的な昆虫の姿です。 そして、驚くのは羽(翅)と胴体を支えている細長く長い足を入れると全体の姿はとても大きな姿になります。この大きな姿で飛んでこられると、思わず避けたくなるのは誰しも同じです。 今回は画像処理の段階で横位置は同じですが、縦位置をガガンボの姿に合わせて切り出しています。一つ一つの画像の大きさが違いますがご容赦ください。もっと欲張って正面の頭の方向から撮影したかったのですが、ちょっと無理なので斜め横からの姿であきらめました。後日機会があったら正面からの姿を撮影してみます。 トップの画像は真上から見たガガンボの姿の切り出しです。胴体に対して羽(翅)がちょっぴり傾いていますが、自然の姿そのままなので気になりますが仕方ありません。 画像数は少ないのですが、張り切って撮影したガガンボと画像化しました。まだ取り残しがあるので、ガガンボを見つ けたら正面からの姿を撮影する予定です。 (2014.07.30 作成) |
ガガンボ・・・ また体も貧弱で、死骸もつつけばすぐバラバラになってしまう。飛行速度についても決して敏速ではないが、人口密度の高い地域では身を守るため機敏な場合がある。とはいえ、実際はあまり強い虫ではない。光に誘われる性質が強いため、夜間は屋内に入ってくることもある。製造工場などでは混入異物となる危険性がある。 完全変態であり、幼虫は土中や水中で生活する。土の中で植物の根を食べるため害虫でもある。例として、キリウジガガンボがイネの根を食べることが挙げられる。また、新鮮な植物だけでなく死んだ植物も栄養源としている。 日本各地で様々な地方名があり、成虫に対してはカトンボ、アシナガトンボなど、幼虫に対してはイネノネキリムシなどと呼ばれることもある。 アブ、カ、ハエなど双翅類の昆虫の後翅は変形して末端がふくらんだ棍棒状となり、平均棍となっている。飛行中、この平均棍は前翅と同じ振動数で上下に振子のように振動する。これを固定したり、除いたりすると昆虫はただちに落下するので、飛行時のからだの平衡を保つ作用をしていることがわかる。 この安定作用は、一部は平均棍自体の運動によるジャイロスコープ効果による可能性もあるが、主としてその基部に多数並んだ鐘状感覚子というひずみ感受型の感覚細胞のはたらきを通じての反射作用によることがわかっている。 (※ネット資料より) |