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         2021初冬のカマキリ

マクロの目 江刺ふるさと探訪記  

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元気なカマキリの姿そのものです。さすがに動きはのんびりとしていました。
2021初冬のカマキリ・・・

12月4日朝9時頃の事です。玄関を出てひょいと下を見たら、もそもそと動くひもの様な物が目に入りました。「何だろう・・」と思って注視してびっくり、何と死んでいる様なカマキリが玄関先のタイルの上に居るではありませんか。今朝の気温は冷え込んでマイナス2度ほどありました。

どこから来たのだろう、早速捕まえて家の中に置いてある芽キャベツの葉の上に置きました。その内に体温が上がり元気に動き出すので小型の水槽に入れました。

カマキリは初夏から夏にかけて活躍する昆虫です。今年の天候は暖冬だと言われていますが、間もなく雪がごっそりと降る頃に見るなんて不思議と言えば不思議です。せっかく捕獲したカマキリです。エサをやって飼育するにしても、今となってはハエすら見ることが出来ません。あえて名付けて初冬のカマキリとしました。

トップの画像は元気なカマキリの姿そのものです。さすがに動きはのんびりとしていました。背中を掴んでも挟まれませんので・・。

                                                       2021.12.06 作成


4日に捕まえたカマキリは、6日現在元気に動いていました。飼育すると言ってもエサ等は与えることが出来ません。何しろ生き餌で無ければ食べてくれませんので。

ここでは捕獲した順序で、玄関先の様子、手で捕まえた様子、家の中の芽キャベツの葉の上。そして、まさかと思ったジョロウグモ(ほとんど動かないのですが)を与えた時の様子の場面を画像化し、レイアウトして見ました。
玄関先のカマキリ 1 玄関先のカマキリ・・・

あたかも死んでいるような様子で見つけたカマキリ、またまたマクロカメラの登場です。動きがのろく何とか生きているのが感じられました。マクロカメラで顔の様子を撮影です。

逆三角形の頭部はいかにも怖い感じがします。長い触角が二本、その両側にぎろりと睨みつける複眼、下部の尖った場所には鋭い口が見え見えです。

顔の表情を主にしてみました。夏場ですとこんな撮影は出来ません。
玄関先のカマキリ 2 玄関先のカマキリ 3
玄関先のカマキリ 4 ほぼ正面から見た顔の拡大です。触角の中央にぽつんと見えている単眼、大きな複眼は怖い感じがします。

下に見えている尖った口、これで生きているエサ(昆虫が主ですが)に食いつきます。

下の二コマの画像は、ほぼ真横から見た状態になり右は拡大してみました。
玄関先のカマキリ 5 玄関先のカマキリ 6
玄関先のカマキリ 7 画像をレイアウトしていたら、一番可愛い表情のカマキリになりました。じっと見ていると、何かを話しかけてくるような感じさえしてきます。

何で捕まえるのよ・・、とでも言いたそうです。

胸を掴み腹部分を見る 1 胸を掴み腹部分を見る・・・

ほとんど動きませんので、細長い胸を掴みひっくり返して見ました。

夏の元気なカマキリではこんな事は出来ません。前脚で挟まれてかなり抵抗するからです。
胸を掴み腹部分を見る 2

身体の下からの様子・・・

長さを測ってみると、胴体部分(頭部から尾部先端)80ミリほどありました。触覚先端部と尾部ぶ羽根までの長さが100ミリほどあります。昆虫とすれば、かなり大きな体長という事になります。

詳しくは、頭部の厚さ4ミリ、胸の長さ24ミリ、腹部の長さ47ミリで全長が70ミリほどあります。

下の画像4コマは、少々嫌がって暴れているかのように見えます。

胸を掴み腹部分を見る 3 胸を掴み腹部分を見る 4
胸を掴み腹部分を見る 5 胸を掴み腹部分を見る 6
頭部の真上から 頭部の真上からの様子です。細長い胸の先端に薄っぺらな頭部が乗っかっています。カマキリの急所は長い胸になりますので、この部分が襲われ折れてしまえば致命傷になります。
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