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              イナゴ


マクロの目 江刺ふるさと探訪記  

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クリのイガに止まりじっとしているイナゴの様子
イナゴ・・・

身近な場所に田んぼのある生活で過ごしてきた私は、一番身近な好きな虫と言ったらイナゴがあげられます。ハエと蚊もありますが、汚かったり刺されたりすることがあり好きではありません。稲の葉を食するイナゴは、農家の皆さんにとっては今でも害虫なのですが、農薬使用により激減しあまり見ることが少なくなった虫と言えます。

トップの画像は、クリのイガに止まりじっとしているイナゴの様子です。


直翅(ちょくし)目バッタ科の昆虫。日本にはハネナガイナゴ、コバネイナゴ、エゾイナゴが代表種。

いずれも体長35mm内外、黄緑色。イネの葉を食害する。食用昆虫としても有名であるが、近年農薬の普及につれて激減した。成虫は秋に発生し、卵で越冬。

なお大群をなして移動する飛蝗(ひこう)はイナゴではなく、トノサマバッタ類である。(※ネット資料より)

                                                        2018.10.09 作成

全身の様子 1 イナゴ・・・

台風の後、大量に落ちたイガからクリの実を拾い集めていたら、なんか動くものを見つけてじっくり見たら、しばらくぶりにお目にかかった「イナゴ」でした。

このイナゴ、動きが鈍いのです。あれれと思いよく見たら右後脚が取れていました。

イナゴの目は複眼ですが、じっと見つめられるとピントが合わず視線が合いません。どこを見ているのか、多分嫌な人間が来たので逃げようとするのですが、ぴょんと跳ねる動作が出来ないのです。
全身の様子 2 全身の様子 3

頭部の様子 1 頭部に接近・・・

頭の部分の様子を接写したくなり、可能な限り接近してみました。

気のせいか、右の触角が少し短いのです。拡大して数えてみると、左の節が25個ぐらい、右の節が13個ぐらいであり、明らかに数が違いました。

なんか身体の右側に損傷を受けたようです。
頭部の様子 2 頭部の様子 3

ほぼ全身に近い姿 1 ほぼ全身に近い姿・・・

ちょっと見には同じような姿ですが、イガの上で左側に移動しています。撮影している私から逃れるためなのか、移動中なのかははっきりしません。
ほぼ全身に近い姿 2 尖ったイガの上での動きがはっきりしませんが、前と中の脚はありますのでじわりと動けます。さすがに触られると、一本の脚で踏ん張りぴょんと動いていました。

この時撮影出来なかったのが、顔の真正面からの様子です。さすがに真正面に接近すると嫌われるようで、ぷいと横を向いてしまうからです。正面の顔の様子を撮影する事が課題になります。

間もなく居なくなるイナゴですから・・。
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