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          平泉中尊寺の紅葉


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家から45分位の所に平泉があります。平泉は世界文化遺産の登録に向けて話題が多くあり、また、四季を問わず八百年前の藤原文化を求めて観光客の絶えない場所でも有名です。春の藤原祭り、秋の藤原祭りに数多くの皆さんが訪れています。

秋の紅葉を求めて検索をしますと、東北で必ず出てくるのが平泉・中尊寺です。11月1日から秋の藤原祭りがありますので、前日の10月31日に紅葉を求めて出かけました。やっときれいに色づき始めた段階で、それなりにきれいでしたが深まりに不満がありました。二度目に訪れたのは、嵐になった低気圧通過の翌日(11月7日)でした。

それにしても、外国の観光客団体が多くあり賑わっています。そして、私と同じ目的の紅葉ハンターの皆さんも数多く見られました。


国道4号線脇にある、有名な武蔵坊弁慶の墓です。普段は入り口にあるため、関心がないと立ち寄ることの少ない場所でもあります。秋の日差しにひっそりとたたずむ弁慶の墓は風情があります。

武蔵坊弁慶大墓碑建立由来
文治五年(1189年)、義経の居城高館焼打されるや、弁慶は最後まで主君を守り遂に衣川で立ち往生す。遺骸をこの地に葬り五輪塔をたて、後生中尊寺の僧素鳥の詠んだ石碑が建てられた。
・・色かえぬ松のあるじや武蔵坊・・

新しい石碑の土台や、傍らに苔むした石が置かれてあります。これらは当時を物語る遺跡なのでしょうか・・。

武蔵坊弁慶の墓、土台の石が古そうでした 武蔵坊弁慶の墓にあるもみじと松の囲い


中尊寺参道の入り口です。現在は完全に舗装されており、左側に登り道のロープが張られています。ここから弁慶堂のある付近までは、両側に立ち並ぶ杉の古木を見ながら坂を登ります。この間には紅葉する落葉樹がありませんので、杉並木を見ながら昔を偲びながらひたすら歩きます。
中尊寺参道入り口 参道入り口付近のやまもみじの紅葉


月見坂を登り二つ目のお堂が弁慶堂です。ここには義経主従の木像や、当時の遺物等が保存されています。ここからやっと平坦地になり、杉の木立の中にきれいに紅葉した木々が見えてきます。今を盛りに色づいている様子に、皆さんが足を止めじっくりと観ています。お空の様子が思わしくなく、晴れたり曇ったりで撮影するのに大変でした。想いは皆さんも同じようで、三脚を立て晴れ間を狙う方々がかなり見られました。

最後の画像は中尊寺本堂の付近ですが、外国人観光客と思われるご夫婦が声高らかに笑いながら撮影していました。団体のほとんどが外国人の皆さんで、個人で歩いている方が日本人でした。平泉は本当に国際化しているなと思ってしまいました。
弁慶堂入り口 弁慶堂出口の様子、ここからの参道できれいな紅葉が見られます
参道の深紅に色づいた葉 中尊寺本堂付近の様子、とにかくきれいなのです


この画像は、最初に訪れた10月31日に撮影したものです。

中尊寺本堂から見た鐘楼と紅葉です。二度目に訪れたときは、完全に落葉していました。二枚目は阿弥陀堂前から見た拝観券発行所の様子です。逆光に輝くもみじと、ベンチに座り眺めているお二人が印象的でした。
中尊寺本堂内にある鐘楼です 金色堂拝観券発行所前の様子
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