location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2006紅葉を訪ねて>平泉中尊寺の紅葉 1>その2 |
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中尊寺本堂からの参道には、五つのお堂と鐘楼があります。上段の画像は、鐘楼の石段と素脇にあるもみじの巨木です。この鐘楼は、鐘を吊す部分がもろくなり鐘をつくことが出来ないそうです。 ここからの参道が一番の見場所になります。あたり一面の紅葉風景よりも、杉の巨木の間から色織りなす様子、そして、杉の根元の斜面にある落ち葉との対比が深まる秋を感じさせます。絶えることなく歩く観光客の切れ目を狙い撮影しました。 最後の画像の突き当たりに、金色堂入り口の広場と菊で飾られた三重の塔が見えています。 |
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広場から見た金色堂の様子です。前回はほとんど緑でしたが、一週間後にはなんとか色づいてきました。ここは一番の日陰ですから、すっかり紅葉するにはまだ時間がかかりそうです。 広場の北側には、菊まつりのために作られ飾られた三重の塔があります。今回は屋根の菊の花が満開でしたが、前回訪れたときは下の方だけが咲いていました。 |
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金色堂前広場の東側に池があり、池の水面に映る木々の様子や、浮かぶ木の葉が何とも言われません。地面に落ちているくらいに浮かんで欲しいのですが、多分水を吸い沈んだのでしょう。紅葉の華やかさではなく、ちょっぴり寂しさを求めてみました。 |
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見上げあるような「イロハもみじ」です。今を盛りと真っ赤に色づいていますが、何故か参道を歩いていてこの落ち葉が見あたりませんでした。たまたま撮影していてお会いしたおばあちゃんカメラマン(失礼ですがかなり年配の方でした)、「ここは人に頼んできれいにしているの・・」、と説明され納得でした。 観光地ですから仕方ない(当然)と思いつつも、脇の方の通路にもほとんど落ち葉はありません。通路の脇には、集められた落ち葉が山になっていました。 私としては、参道にある落ち葉に深まりゆく秋と、やがて訪れる冬の気配を感じます。散らばっている落ち葉を踏みつけるときの音、風に舞い上がる落ち葉、きれいな紅葉とは違った想いを感じてしまいます。松尾芭蕉のおくのほそ道ではありませんが、・・・「紅葉や 散りおちつもる 色もよう」・・・そんな心情になりました。 |
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