location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2006紅葉を訪ねて>平泉毛越寺の紅葉 |
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中尊寺の紅葉を観てから、隣にある毛越寺(もうつうじ)を訪れました。中尊寺と並び、特別史跡・特別名勝としてあまりにも有名な平安期浄土庭園が残されています。私としては、訪れる回数が圧倒的に毛越寺の方が多いのです。 残されている大泉が池を中心に、広い庭園内に残された当時の土塁や礎石に、平安時代の優雅な様子が想像できる場所でもあるからです。 |
正面から入ったところにある毛越寺本堂です。紅葉の中にある句碑は、元禄二年(1689年)旧五月、この地を訪れた芭蕉は、悲運の義経主従をしのび、次の句をを詠んでいます・・夏草や兵どもが夢の跡・・。ここには句碑が二つあり、残されている当時の句碑とその後に建立されたものとがあります。 |
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毛越寺のシンボル的な存在の大泉が池です。資料によると、塔山を背景にした典型的な浄土庭園で、池は南大門から中島、さらに円隆寺へと続く二つの橋で東西に二分される。かつて、この池に龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の船を浮かべ、管弦の楽を奏したという・・・。 風がなく鏡のような湖面で、周囲の風景や青空がくっきりと映り、浄土庭園の表現ぴったりの一時です。中尊寺に比べて外国人の団体が見られなく、午後の時間のせいもありゆっくりと紅葉を見ることが出来ました。 |
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池の南西側に作られた築山の部分です。この築山は、南東部に位置する出島石組と対応の位置にあり、海岸の岩山の景観が表現されていると言います。この場所は日陰になり、紅葉は逆光の位置になりました。 |
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