青森市・三内丸山遺跡に戻る


          三内丸山遺跡・南盛土


location:uchinome.jpトップ>心のオアシス遺跡・史跡アラカルト三内丸山遺跡>南盛土


 サイトマップ


南盛土 1・・案内板に色々書かれてあります。

南盛土・・縄文時代中期

この小山のような南盛土も約1000年かかってできたもので、厚さ2m〜2m50センチにも達しています。

この断面をよく観察すると、土の色が微妙に違っていること、ほぼ水平に堆積していることが判ります。さらに、断面に見える土器も水平に堆積していることから、土器の移り変わりも知ることができます。

この中からは多量の土器・石器のほか、ヒスイ製の玉た土偶など、非日常的な遺物も数多く出土しており、単なるゴミ捨て場というより、お祭りを行うなど特殊な場所として利用されていた可能性も考えられます。

南盛土 2・・現場の保存棟。 切り出し面の現場を保存している建物です。保存のために湿度が高く、直射日光を遮るなどして保存されています。夏場に入ると、熱気と湿気でむっとして大変でした。
南盛土 3・・溝の壁面にある遺物の破片。 2m以上の深さがあったでしょうか、垂直な面がむき出しになり遺物の破片が見えていました。土器のかけらと思いましたが・・。
南盛土 4・・両側に掘られた溝、壁面の色が違います。 こんな感じの溝になっていました。断面の色が微妙に違っているのが確認できます。水平部には乾燥を防ぐためでしょうか、シートのようなものがかけられていました。