南盛土・・縄文時代中期
この小山のような南盛土も約1000年かかってできたもので、厚さ2m〜2m50センチにも達しています。
この断面をよく観察すると、土の色が微妙に違っていること、ほぼ水平に堆積していることが判ります。さらに、断面に見える土器も水平に堆積していることから、土器の移り変わりも知ることができます。
この中からは多量の土器・石器のほか、ヒスイ製の玉た土偶など、非日常的な遺物も数多く出土しており、単なるゴミ捨て場というより、お祭りを行うなど特殊な場所として利用されていた可能性も考えられます。
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