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         青森市・三内丸山遺跡


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当時の集落復元模型。左にシンボルでもある大型堀立柱建物が見えています。

最初の画像は、縄文時遊館にあった当時の集落模型です。鮮明ではありませんが、じっと見つめていると当時の様子が浮かんできます。

三内丸山遺跡は、江戸時代から知られている有名な遺跡です。これまでの調査で、縄文時代前期から中期(約5500年前〜4000年前)の大集落跡や平安時代集落跡(約1000年前)、中世末(約400年前)の城館跡の一部が見つかっています。

特に縄文時代の大集落跡からは、たくさんの竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、堀立柱建物跡、大量の遺物が捨てられた谷(泥炭層)、大規模な盛土、大人の墓、子供の墓、土器作りのための粘土採掘穴などが見つかりました。

また、谷から見つかった動物や魚の骨、植物の種子や花粉からは、当時の自然環境や食生活などを具体的に知ることができます。

このように、三内丸山遺跡は、縄文時代の人々の生活を具体的に知ることができる貴重な遺跡で、平成12年11月に国の特別史跡に、平成15年には、出土品1,958点が重要文化財に指定されました。青森県では、縄文時代の「むら」を体験できる公園として、三内丸山遺跡の整備を進めています。
(※会場で頂いた三内丸山遺跡資料から)



入り口にある案内石碑です。土偶が可愛いのです。 東北縦貫自動車道青森ICから5分の所に、三内丸山遺跡があります。入り口には大きな石造りの看板があり、上にはシンボルでもある可愛い土偶が刻まれています。

後ろに見える建物は縄文時遊館で、エントランスホール、縄文シアター、縄文ギャラリーレストラン等が置かれてあります。


縄文時遊館から出ると左上の道路に繋がり、そこは当時の面影を偲ばせる広大な敷地になります。なだらかな復元道路が続き、図面の左上の辺りで現在も発掘が行われていました。

頂いた資料から、それぞれの場所の様子を紹介します。右の欄の案内をクリックしてご覧下さい。
遺跡全体の様子の画像から作成した案内マップ。

発掘現場

@南盛土

A竪穴住居(復元)

B大型竪穴住居(復元)

C大人の墓(土坑墓)

D掘立柱建物(復元)

E北盛土

F北の谷(泥炭層)

G子供の墓(埋設土器)

H大型掘立柱建物(復元)

I展示室