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        三内丸山遺跡・発掘現場


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発掘現場

この付近の斜面からは、直径4m位のストーンサークル(環状列石)が確認されています。使われた石は長さが20センチくらいのものが多く、縦横に規則的に置かれています。内部には土坑があることから、お墓であったと考えられています。土坑の内側には、壁に沿って板をはめ込む溝が掘られているものもあります。

環状配石墓の手前には道路跡があり、黄褐色の土が路面を舗装するかのように貼り付けられていました。この道路跡は南北に延びて集落中心部へと続いており、環状配石墓などの墓もそれに沿って並んでいました。

発掘現場は道路面から2m位の下にありました。お墓(土坑)の跡でしょうか、窪んだ部分にはしシートが敷かれ土嚢が置かれていました。興味深いのは、発掘した小さな遺物をGPS座標で記録していることです。画面には写っていませんが、穴の上には現場の責任者と記録する男性が二人居て、その会話がちゃんと聞こえてくるのです。


発掘現場 1・・案内看板。 発掘現場 2・・手前にすでに掘られた窪みが見えます。その上のにも窪み(土坑)が見えています。
発掘現場 3・・上の窪み(土坑)の部分、これからシート等ををかけるのでしょう。 発掘現場 4・・隣の発掘現場、作業中で忙しそうです。かなり気合いが入っていました。スケールを持つのが係の女性で、おばちゃん達は発掘作業員です。