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     三内丸山遺跡・大型竪穴住居(復元)


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長さが10m以上の大型竪穴住居跡が10数棟調査されました。これは縄文中期後半(約4300年前)の竪穴住居で、長さは約32m、幅は約9.8mで竪穴式住居としては日本では最大規模のものです。

建物は19本の太い柱で支えられています。周囲には溝が掘られ、柱穴が並んでいたことから柱に支えられた壁があった壁立式の建物であったと考えられます。材料はクリ材を使い、屋根と壁は茅葺きとしました。この建物の用途は、共同作業所や集会所などという説があります。

この復元建物はかなり巨大で、復元6本柱の建物と共に遺跡のシンボルとも言えるものです。今でも実用になると思われる建物でした。


大型竪穴住居(復元) 1・・案内看板 大型竪穴住居(復元) 2・・外から見た様子、かなり大きいことが判ります。


入り口から中に入ってみました。入り口にはロープの着いたスロープがあり、中には照明がないので外からの光で中を見ることになります。巨大なクリの柱が何本もあり、やっぱり集会所かなと思うほどの広さでした。
大型竪穴住居(復元) 3・・内部の様子です。入り口からスロープがつけられていました。 大型竪穴住居(復元) 4・・クリの大きな柱が目立ちます。
大型竪穴住居(復元) 5・・奥行きがかなりあります。 大型竪穴住居(復元) 6・・何カ所か設けられた出入り口です。