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       三内丸山遺跡・竪穴住居(復元)


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縦穴住居跡

縄文時代の家は、地面を掘り込んで床を作りました。中央には炉があります。これまでに550棟以上が調査されました。掘り込んだ床の形や家の構造は、時代によって変化があります。特に炉は、地面を掘りくぼめたもの、土器片を敷き詰めたもの、石で囲ったものなどがあります。

茅葺き住居、土葺き住居、樹皮葺き住居に分けられるようです。

竪穴住居 1・・案内看板 竪穴住居 2・・横から見た茅葺き住居。
竪穴住居 3・・入り口正面から見た茅葺き住居。 竪穴住居 4・・正面から見た樹皮葺き住居。


茅葺き住居に入ってみました。内部は照明がありませんから、薄暗い状態になっています。ストロボを使用して撮影しましたので細かいところが見えてきます。中は天井が高く意外と広いのです。

中央の窪んだ穴は炉の跡です。この炉を中心に家族が暖をとり、周りを囲みながら食事をとったと思われます。当時の家族構成は大家族だと思われますが、何人ぐらいの人がここで生活していたのか興味があります。貴重な家ですから、共同生活もあり得たと思います。そんなことを思うと、どんどん古代の生活に想いが進みます。

最後の画像は、家の中から外を見た様子です。冬の寒さや風雨、外敵から家族を守る頼もしい入り口です。当時の人々も同じ想いで外を見ていたと思われます。

復元家屋はクリ材を使い、藤つるでガッチリと骨組みが組まれてあります。当時も同じ材料で作られていたようです。
竪穴住居の内部 1・・中央に炉の跡があります。よく分かりませんが、奥井の炉が大きいと思いました。 竪穴住居の内部 2・・梁を支える来るの材木とそれを縛る藤つるです。
竪穴住居の内部 3・・天井の様子と茅葺き。 竪穴住居の内部 4・・中から外を見た様子。