NO.90 気仙沼市・天旗まつり
宮城県気仙沼地方では、昔から凧を『天旗』(てんばた)と呼んで親しんできました。
正月の頃には、魚問屋などが屋号を染めぬいた大きな天旗を海に向かって競って揚げたといわれています。
このおまつりは、歴史と伝統の中で受け継がれてきた凧を、多くの方々に体験し楽しんでもらおうと始めました。 (※頂いた資料から)
子どもの頃の冬の想い出は凧揚げです。「気仙沼天旗まつり」があると聞き、早速訪れてみました。
晴天で青い海と青い空がさえる冬日でしたが、あいにくの強風で立っていると飛ばされそうな風の強さです。ですから、せっかく皆さんが作られた凧を揚げるのに大変でした。
最初のバランスが崩れると真上に揚がらず、そのまま横に流れて地面に激突です。揚がったとしても強風で凧本体がよじれてしまい、すぐ落ちてきます。ちゃんと揚がり楽しんでいたのは、子供達の作った小さな凧がほとんどでした。
(2008.02.17 撮影)
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