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小雨交じりの中を厳かに歩く裸詣りの男衆。

NO.118 盛岡市桜山神社・裸詣り

真冬の風物詩である桜山神社・裸詣りが、1月26日夕方みぞれの中で厳かに行われました。参加団体は、一番組の盛岡市消防第三分団の皆さんと二番組の六分団の方々です。

各組の男衆三十名程の皆さんは、口に三角の白紙をくわえ、左手に三角の白紙を挟んだ長い棒を持っています。右手には鈴を持ち、さらしを巻いた上半身は裸で、腰には大きな幣束と注連縄を下げ、ゆっくりと歩いてきます。

この祭りは藩政時代から続く、無病息災、豊年を祈願する小正月行事だと言われています。盛岡市内では北山の教浄寺、盛岡八幡宮、そして桜山神社の裸詣りが有名です。

幼少の頃、桜山神社の裸詣りを見た記憶が少しありますし、同じ場所で学生時代に見たのが最後ですから、今回は五十五年ぶりに見た事になります。

詳細は後日になりますが、改めて紹介したいなと思います。

           (2009.01.26 撮影)

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