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豊作をもたらす今年の火柱です。私はこの中に神様を見つけました。

NO.147 二戸市・似鳥のサイトギ

一時間以上前から燃えて、火勢の強くなっているサイトギです。この場所からは見えませんが、神社横には神官様とほら貝を手にした総代の方が待機しています。

「ぶおーっ」と言うほら貝の合図で、廻りにいる男衆は思いっきり井桁を棒で叩きつけて火勢を強めます。何となく北側に井桁が崩れそうでしたが、何回も叩かれながらも崩れることはありませんでした。

夕方頃は風が強かったのですが、この瞬間はほとんど無風状態になり巨大な火炎と火の粉が真っ直ぐ上に伸びていきます。

「おこもりの様子と火の粉の上がり方から、今年は豊作です」、嬉しい御託宣が出されました。本当にそうあって欲しいと願う私です。

燃え上がるサイトギから出る火柱と火の粉、かなりの数を撮影した中でのお気に入りです。画面上の火の粉をよく見ると、斜めの角度で大きな目玉と長い鼻のようなものが分かります。

           (2010.02.19 撮影)

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