NO.200 棚田100選・山吹の棚田
9月もなかばに入り、家の後ろの田んぼで大型コンバインが稼働しています。原発事故の放射能問題で、刈り取り等について情報が飛び交うこの頃です。
稲刈りを見ていたら、一関市大東町大原地区の山吹棚田を思い出しました。5年前の9月下旬でしたが、現地を訪れています。
家から一時間ほどで。5年ぶりに現地に入りました。5年前とは違い上の方には東屋が設けられ、眼下に広がる田んぼを見下ろすことが出来ます。
前回は稲刈りの最中でしたが、今年はまだどの田んぼでも行われてはいません。刈り取り間近の田んぼ、平坦地では圃場整備がなされていますが、棚田はその地形の特長を生かし散在しています。
減反政策による休耕田は、この地であっても避けられません。かつての緑の田んぼが、牧草地や荒れ地同様になるのは各所で見られる悲しい現実でもあります。
※農水省は棚田の保全や整備活動を推進し、農業、農村に対する理解を深めるため、優れた棚田を「日本の百選」に選定しています。
(2011.09.15 撮影)
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