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出芽したばかりの芽はいかにもひ弱であり、間違って触れたりするとあっけないほど簡単に折れてしまいます。

NO.322 お盆の花・ナツズイセン

間もなくお盆になります。彼岸花の仲間と言われるナツズイセン(夏水仙)、我が家では屋敷に置いてある先祖の古墓(300年前の墓)の回りに植えてあることから、この花が開花するとお盆だなあと言う実感が出てきます。

ナツズイセンの生態は不思議なものであり、五月頃から大きな葉が大量に出て日光を浴びます。その後枯れて何も残らなくなりますが、地下にある球根がたっぷりと栄養を蓄えて夏の終わりの開花に備えます。

出芽したばかりの芽はいかにもひ弱であり、間違って触れたりするとあっけないほど簡単に折れてしまいます。秋に咲く彼岸花と同様であり、花が咲いても結実しないで球根で増えていきます。

秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出す。8月中旬から下旬に鱗茎ひとつに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、ピンク色の花を咲かせる。葉は残っておらず、花茎と花だけの姿。有毒植物である。

日本では、北海道を除く全国の主に人家の近くの里山付近に生育する。古くに中国から渡来した帰化植物と考えられている。
           ※ウイキペディアより

            (2015.08.11 撮影)

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