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羽化直後のナミアゲハチョウが、サナギが固定されているカラタチの小枝に掴まっている様子です。

NO.371 ナミアゲハチョウの誕生

我が家では昨年からですが、レモンの木に飛来し卵を産み付けるアゲハチョウの観察をしています。

私の興味のある場面は、卵から幼虫が孵化して出てくる瞬間、幼虫からサナギになる変身の瞬間、そして、サナギから成虫になって可憐なチョウになる瞬間を狙って撮影しています。

このナミアゲハチョウですが、今朝トイレ起きの五時頃には変化が無かったのですが、戻ってきたら見事なチョウに変身しサナギの殻の上に居ました。時間にして10分ほどですが、悔しいのなんの最高にがっかりしました。

室内でのチョウの観察はトラブルがつきものです。ここに見えているサナギの殻も、身体を支える糸が切れて(ぶつかって切らし)何度か接着剤で正常の位置にするのが大変でした。

羽化直後は身体が柔らかく、自然界への飛来は無理です。早速ですが、玄関先の花のある場所にそっと置いて様子を見ていました。

元気になって優雅な姿で飛び去ったのが10時頃でした。まだサナギになったばかりのものが1頭いますので、二週間後の羽化の瞬間を見逃さないように観察します。

羽化直後のナミアゲハチョウが、サナギが固定されているカラタチの小枝に掴まっている様子です。その下には、チョウが出てきたサナギの殻が見えています。
           (2017.07.01 撮影)

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