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黒石寺蘇民祭・・裸参りで身を清める男たち

NO.51 黒石寺蘇民祭・・裸参り

2月24日夜10時から翌早暁にかけて、岩手水沢の黒石寺で東奥の奇祭として知られる蘇民祭が行われました。

例年にない暖冬とはいえ、早朝の気温はマイナス6度あり、見ている私たちは寒さが身にしみていました。

夜10時から、「裸の男と炎のまつり」と題した夏参り(祈願祭)が始まりました。

厄年連中、一般祈願者、善男善女の皆さんが角燈をもち、境内の前を流れる瑠璃壺川に入り、手桶の水を頭から三回かぶり身を浄めます。

この間、「ジャソー・ジョヤサ」と掛け声を掛け合い、薬師堂、妙見堂を三回まわり、五穀豊穣と災厄消除を祈願します。

その時の様子の一コマですが、見ている私たちも身が引き締まる思いがしました。

裸祭りをスタートにして、柴燈木登、別当登、鬼子登、そして最大の見所である蘇民袋争奪戦へと進みます。

          (2007.02.24 撮影)

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