ＮＯ．５２　雪に埋もれたフキノトウ

記録的な暖冬で、雪のない春の訪れかと思っていましたが、やはり自然のリズムは雪を覚えていました。

３月１１日夜から降り始め、１２日は一日中降り続き、１３日朝までにたっぷりと積もってくれました。

何と何と、何もないところに一気に３５センチを超える積雪です。しまい込んでいた道具を出して除雪をしましたが、春の雪は俗に「べた雪」と言ってすごく重い雪です。

日向で一足早い春を謳歌していた植物たち、一気に厚く重たい雪の下になりました。やっと雪降りがあがったので、先ほど掘り起こしたフキノトウです。先ほどまで見ていたフキノトウとは違い、なんか逞しく春に向かっている様子が伺え、思わずにっこりとしている私です。

　　　　　　　　　　(2007.03.13　撮影)