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最後の画像は、頭部の切断面で見た脊髄骨の一つ一つのブロックです。正確な大きさは分かりませんが、多分40センチ位はあったと思います。今だったら、何とかして手に入れたいものです。血抜きと油抜きをして乾燥させれば、立派な椅子になりますので。

私がこの写真を撮影したのは、1964年(昭和39年)五月頃でした。39コマの画像に記録されたクジラですが、興味本位とは言えがっちりと撮影したものです。このページの冒頭にも書きましたが、捕鯨が全面禁止になっている今となっては、絶対に見ることのできない光景です。

山田の大沢地区にあった捕鯨基地の話は、当時の人達にとっても遠い昔の想い出になっていると思われます。子ども達にとっても、クジラが山田のはるか沖合に生息していて、それを捕鯨船が捕ってくるなんて想像することすら無理なことです。

東京湾に迷い込んだクジラが、定置網にかかって窒息死したとテレビや新聞で報道しています。クジラと山田、こんな関わりが以前にあったことを、地域の人や子ども達に忘れて欲しくないという思いでこのページを作ったと言っても過言ではありません。

ご覧になった方々が、当時の様子に想いを馳せて頂ければ幸いです。

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