第35回江刺甚句まつりに戻る

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六日町での演舞から・・・

ここからはローアングル撮影の場面になります。もちろんですが、団体代表の方が掲げる旗の前に出て地面に限りなく近づかないと撮影できません。町内巡演最後の場所でもあり、歩道の観客がさほど多くなかったので一大決意をして前に出ました。カメラは道路から10センチほどで、ほぼ地面の上と言うことになります。撮影にはアングルファインダーを使用し、両膝をアスファルトにつけての撮影です。この姿勢は疲れますし、何よりも目立ちすぎるのです。

苦労したかいがあり、今までとは全く違ったアングルでの画像になりました。普通の目線や俯瞰撮影と違い、踊りながら脚を上げたり飛び跳ねた時、微妙に地面との距離が目立ちます。うーん・・飛び上がって居るなあ・・、前に出過ぎると鹿が前屈みになったときささらがぶつかりますので、微妙な距離を保ちつつ撮影しました。

画像処理をしレイアウトを考えていたら、歩道にちょこんと座って熱心に見ている可愛い3人の子ども達に気がつきました。目の前で逞しく踊る鹿達を見て、子ども達は何を思っているのかなあと思った私です。自分も大きくなったらやってみたいなあ、きっとそんなことを思っていたのかもしれません。
六日町に入ってきた百鹿の団体、先頭の大きな幟が目につきます。 六日町でのローアングル撮影 1・・・背中から二本のささらが見えています。ささらの上部に黒い二本の線が入っていますが、仲立ちと言うリーダーの印です。 六日町でのローアングル撮影 2
六日町でのローアングル撮影 3・・・中腰の前屈みになってささらを地面にぶつけます。 六日町でのローアングル撮影 4・・・ジャンプしたいます。ローアングルでないと撮影できません。 六日町でのローアングル撮影 5・・・両足で飛び上がるところです。
六日町でのローアングル撮影 6 六日町でのローアングル撮影 7 六日町でのローアングル撮影 8・・・左足が一斉に上がっています。
六日町でのローアングル撮影 9 六日町でのローアングル撮影 10・・・太鼓を叩くばちが偶然ですが同じ場所に見えていました。 六日町でのローアングル撮影 11・・・目の前にささらが降りてくるのでビックリです。


江刺百鹿大群舞でのお気に入り画像です。ローアングルは初めてのことですし、地面から鹿踊りを見上げることがなかったからです。うっすらと舞手の男性が見えています。その表情等ははっきりしませんが、このカメラマン邪魔だなと思っているのかもしれません。特にも最後の鹿は、大空に向かって祖霊供養・悪魔追放と五穀豊穣を祈願している心が伝わってくるようでした。

奥州市江刺区でも、保育園や小学校で鹿踊りの伝承活動を取り組んでいます。近くの小学校でも高学年の子ども達が鹿踊りに取り組み、運動会やイベント等で大活躍をしています。このような取り組みで地域に根付いている鹿踊りです。子どもの頃に取り組んだ伝承活動を契機に、やがて有能な後継者に育っていくと思われます。今後の発展を祈りたいと思いますし、機会があるごとに出かけて撮影したいなと思いました。

町内巡演を終えた百鹿群団は、おまつり広場と周辺の道路で一斉に同じ演目である「礼庭披露」が行われました。私は地元団体の一つである「金津流石関鹿踊」を見て撮影しました。後援会長である知人のOさんから名刺を頂きましたが、なんと「第35回全国青年大会特別賞受賞・金津流石関獅子躍」と書かれてありました。金津流石関獅子躍をお知りになりたい方はこちらをクリックしてお入り下さい。

金津流石関鹿踊「礼庭披露」の画像は、後日機会があったら紹介したいと思います。

お気に入り 1・・・中立ちの前でささらを互いに交差させる仕草の撮影は今回が初めでした。 お気に入り 2・・・うっすらと中の男性が見えています。
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