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         第35回江刺甚句まつり


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平成20年度のポスターです。

5月3・4日の二日間、暑いくらいの五月晴れの下、奥州市江刺区で第35回江刺甚句まつりが開催されました。

3日の宵まつりは、今年のメインである42歳年祝連讃祥会・25歳年祝連心舞連合同披露キャラバン、江刺区小中学校児童総参加による音楽パレード・子供甚句パレードがありました。午後五時からオープニングセレモニーがあり、お祭り広場では津軽三味線松田隆行ライブ・西城秀樹トークライブショウがあり賑わいました。

4日は本まつりの日です。おまつり広場から出発した年祝連の町内巡演が岩谷堂町内を練り歩き、午後からは15団体の江刺鹿踊「百鹿大群舞」が一斉に同じ太鼓のリズムで群舞する様は圧巻でした。夕方からは町内各所で江刺甚句大パレードがあり、2000人を超える集団がおまつり広場に集まってきます。ここでは本ばか踊り、次期年祝連へのペナント伝達、そしてフィナーレへと進みます。

私は毎年のことですが「百鹿大群舞」の撮影をしています。今年は息子が42歳の年祝連で参加していることから、年祝連町内巡演の追っかけをしました。甚句まつりイベントの一部ですが、この場で紹介したいと思います。サムネイル画像、タイトルをクリックしてお入り下さい。


江刺甚句まつり・・・
江刺には、鹿踊や神楽をはじめ、剣舞、田植え踊り、人形芝居など多くの郷土芸能が伝承されており、県下有数の郷土芸能の宝庫といわれます。市最大の祭りである江刺甚句まつりでは、保存会、年祝連、町内屋台などがそれぞれ伝統を受け継ぎながら活躍しています。特に42歳年祝連は出演当日の3年前から取り組みを始めており、より強い結束ときずなを生み出す機会となっています。

見る祭りから参加する祭りへ・・・
300年の伝統を誇る江刺の春まつりの装いも新たに、第1回江刺甚句まつりが昭和49年5月3・4日開かれました。秋葉神社の火防祭などをルーツに昭和45年に始まった春祭り(毎年4月24日)は、年々盛り上がりを見せる反面、催し物がエスカレートする問題も生じていました。これを見直すため、昭和49年の42歳年祝連「緑酉会」、市、商工会議所などが協力し、市民総参加の祭りとして新たに出発することになったのです。

甚句まつりの開催は5月3日と4日の2日間となりました。新しい企画のもとに行われた祭りでは、3日の宵まつりには招待団体による太鼓の競演、4日の本まつりでは「緑酉会」による「馬喰ばやし」、400人が参加した江刺甚句おどり大パレード、7台の囃し屋台が市街地をねり歩き、沿道は約3万人の人出でにぎわいました。

                                                   (※江刺市閉市記念誌より)



42歳年祝連讃祥会
25歳年祝連心舞蓮
42歳年祝連讃祥会 25歳年祝連心舞蓮
江刺華舞斗
江刺鹿踊百鹿大群舞
江刺華舞斗・玉里保育所 江刺鹿踊「百鹿大群舞」