![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト>無人ヘリ・農薬散布 |
サイトマップ |
九月に入り、裏の田んぼの稲が色づき始めています。中旬頃から刈り取りが始まるようです。お盆前の八月初めのことでしたが、裏の田んぼから軽快なエンジン音が聞こえてきました。最初は草刈り機かなと思っていたのですが、音が高いところから聞こえてきます。 何だろうとひょいと見たら、白い機体に赤い線の入った無人ヘリです。「そうか・・、薬剤散布だー」と言うことで、カメラを担いで現場に行ってみました。 |
エンジンスタートと離陸になります。エンジンは空冷246CC二サイクルエンジンで、セルボタンで軽快な音で始動します。エンジン始動後、オペレターが安全な場所まで移動しローターが強烈に回転するとふわりと浮上します。 3コマ目の画像で、回転中のローターとその下にある薬剤噴射ノズルが見えています。 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|
いよいよ田んぼの上に移動し、薬剤散布が始まります。 |
散布作業が終了すると、道路端に着陸しエンジンが止まります。そして、よっこらしょっと軽トラックに荷台に収まり次の場所に移動します。 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|
かなり以前の空中防除は大型のヘリを使い、かなり高いところから薬剤を霧状に散布していました。薬剤散布の前に注意書きが回り、洗濯物や車の収納、外に出ないように、見とれて交通事故等を起こさない様に・・、等々の規制がありました。何しろ上から霧のように撒かれますので、外に置いた車等は真っ白になった覚えがあります。 現場でお聞きしたことですが、このヘリは一機約1,000万円、薬剤は両側のタンクで約30リッター積める。軽トラックに二人で乗せられ、道路がヘリポートに早変わり。作業がてきぱきと進められ、次々に移動していきます。見ている私も楽しくなるくらいでした。 |
後日JA関係の方からお聞きしたのですが、私の住む地域の胆江農業共済組合では6機(行政区が6地区で各地区一機)保有しているとの事。操縦と薬剤散布はオペレターのリモコン操作によりますが、慣れるのに大変だと言います。熟練したオペレターですと一日あたり60haに散布出来るが、不慣れだったりすると5ha位しか出来ないこともあると言います。また、オペレターの養成にかなりの費用がかかり、資格を取るのに30万円ぐらいかかるのですと話されていました。当然ですが、墜落とまではいかないものの、それなりにリスクもありますよ・・とのことでした。 |