帰りはカメラをしまい、一気に入口に進みましたが25分ぐらいかかったようです。洞穴から出たとたん、レンズカメラがすっかり結露してしまい使えなくなります。そして自分もたっぷりと結露現象です。外でしばらく乾かしていたら、係のおばちゃんがやってきて「さっぱり出てこないので心配していました」と言われてしまった。一人で入り、一時間以上も中にいたので心配を掛けたようでした。
一休みしてから白蓮洞に向かいましたが、正直の所、らせん階段を登るのがやっとでした。
※最後になりますが、滝観洞に向かう時に新しい規格の道路が見えてきます。広規格の道路と巨大なトンネルが工
事中でした。この道路は国道283号線(釜石〜遠野)で、平成18年度中には開通するとのことです。上有住駅の
近くは地表を通るので、完成時はすんごく便利になると思われます。
※2008.06.22・・・追記
2008年3月16日、地域の皆さん待望のR283号仙人峠道路・滝観洞インターが開通しました。滝観洞インターの
名は、近くにある鍾乳洞「滝観洞(ろうかんどう)」に由来します。上有住地区五葉のこの場所には、鍾乳洞で知られ
る「滝観洞・白蓮洞」があります。今まではアクセス道路が辺境でもあり不便でした。滝観洞インターの開通により、
インターから2分ほどの場所になります。鍾乳洞フアンである私にとっても、訪れる皆さんにとっても気軽に訪れるこ
とが可能になりました。
また、開通に併せるように、滝観洞内部のリニューアルが行われました。報道記事等によりますと、16日の「滝観洞
まつり」に向けて地域の老人クラブの皆さんが洞内の清掃をされました。14名の皆さんが十年ぶりの清掃と言いま
すから大変だったと思われます。
住田町としても、今回のリニューアルのために照明設備の交換と増設がされて、明るく安全に内部の探検が出来る
ようになったことです。何よりもうれしかったのは、塗装がはがれたり腐りかかった鉄骨製の手すりに替わり、つるつ
るのステンレス製の手すりに替わったことでした。安心して片手を滑らせながら歩くことが出来ます。最大の朗報は、
自動車道からインターチェンジ経由で2分の距離になったことだと思います。
住田町・リニューアル滝観洞の様子はこちらからご覧下さい。
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