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これはノッチと呼ばれる部分です。洞内を流れる地下水が、長い間一定の高さで留まると、その部分の石灰岩が多く溶かされ壁面に水平の凹凸ができます。これは、鍾乳洞の年代を決定するのに大きな役割を演じており、一つのノッチの中にも小さな凹凸がいくつもあると言われます。

ノッチ 1 ノッチ 2 ノッチ 3


見事に蛇行している流れです。これが更に蛇行して流れると、ある所で水路が繋がってしまいます。この現象を篏入蛇行(せんにゅうだこう)と呼びます。繋がったことによって取り残された以前の洞は、支洞の様な形態で残されます。

通路脇に沿ってかなり長い間見られます。深さは3m位はありそうで、手すりがあるから良いものの、うっかり落ち込んだり物を落としたら大変です。歩くときあまり明るくなく、中がよく見えないのが幸いなのかも知れません。

蛇行流路 1 蛇行流路 2 蛇行流路 3


壁面をマグライトで照らしながら歩き、やっと見つけたフローストーンです。それほど多くはありませんが、じっくりと見ると発見できます。ほかの鍾乳洞より明らかに少ないし、これから気の遠くなる時間の経過があってきれいに成長していくのでしょう。
フローストーン 1 フローストーン 2 フローストーン 3
フローストーン 4 フローストーン 5 フローストーン 6
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