ノラネコベビー　３

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６．ハンティング練習・・・

ある夜のことでした。暗くなったので様子を見に行ったら、母ネコが何かをくわえています。何だろうと思ったら、大きなモグラでした。もちろんすでに死んでいましたが、どこから捕らえたのでしょうか。家の周りにはモグラの巣があり、たまたま出てきたところを捕らえたのでしょう・・。

早速、子ネコたちがモグラに気がつき、興奮してじゃれ始めました。やはり身体の一番大きいホワンですが、おっかなびっくり手で触ったりつついたりしている様子が面白く、私まで夢中になって見ながら撮影しました。チャビーはこのばに居なく、ホルスタは遠くから見ているだけでした。

最後の画像で、一人前のハンター気分になっているホワンです。母ネコはこうやって子ネコに対して、狩の方法を教えているのでしょうが、本能的行動とはいえ見ていて自然界で生きていく厳しさを感じさせます。これが出来ないと狩が出来ず、自分からは生きたエサが獲れないことになります。

７．眠り・・・

最初の画像は、枯れ葉の中で寝ていたホルスタです。大きな目がとても印象的です。ホルスタの右目は、よくなったり目やにが出たりですっきりしないのですが、この時はクリアな目をしていました。

夜遅くでしたが、ぐっすりと寝ている親子を覗いてみました。安心しきっている母ネコはびくともしませんが、一番警戒心の強いチャビーが目を覚ましました。ホルスタは一番のチビなので、母親にがっちりとしがみついています。目がすすけカマネコ状態のホワンは、一番リラックスして足を投げ出して寝ていますし、３コマ目なんか見ていると寝ぼけているようにさえ見えてきます。

親子四匹の安らかな寝顔でした。

９．一番のお気に入り・・・

お気に入りとしたのは、まるで私に何かを言いたそうな表情のホルスタにひかれたからです。もの凄く汚い顔ですが、にんまりとした口元が気に入りました。旨かったー、どうせなら軟らかいのが良いなあ・・、とでも言いたそうな顔です。
ネコに笑いの表情があるのでしょうか。偶然とはいえ、なんか笑っているようにも見えてきました。先住１２年ネコは、私とべったりの生活をしてきましたが、このような表情は見たことがありません。

まだまだ母ネコのおっぱいにしがみついている子ネコたちですが、９月１７日からホワンが見えなくなっています。巣立ちをしたのか、どこかの人に保護されてイエネコになったのか、まさかですがカラスに襲撃されたのか・・、と色々なことを思っている私です。願わくば、どこかで丈夫に育って欲しいと願っています。いつの日にか、「ノラネコ」でも良いので元気な姿に逢いたいものです。

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