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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>宮古市田老町・山王岩 |
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雄大な三陸海岸を眺めながらR45をドライブしますと、リアス式海岸の入り組んだ海岸線の様子が宮古市を境にして大きく変わってくることに気がつきます。宮古以南の海岸は陸地が沈降し、海水の作用で浸食されて荒々しい様子を見せてくれます。宮古以北の海岸は海底が隆起して作られたため、平らで急激に海岸に落ち込む地形に変化し断崖絶壁的な海岸線が見られます。
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2009年12月末のことでしたが、岩泉町龍泉洞でのLEDライトアップを撮影した帰り、しばらくぶりに山王岩を見たくなり真崎海岸の方から現地に入りました。ここでは、かなり高い崖の上から撮影しながら遊歩道を降りて山王岩の根元まで行ったときの記録になります。訪れたのが午後三時過ぎの曇り空、すっきりとした画像にはなりませんでした。 |
ここからは、山王岩を地質学的に眺めてみました。最初の男岩の二枚はほぼ同じ場所で撮影しましたが、打ち寄せる波の波紋がある状態とほとんど波のない状態を対比させてあります。私的には、波が寄せる動的な状態が好きです。 男岩の高さが50m程ほどありますが、切り立った垂直の崖面をよく見ると彩りも岩石の構成も違ってきます。宮古市のHPには次のような説明がありました。 ・男岩(中央)高さ50m、下から5分の2が羅賀層、その上が茂師砂岩部層、直径2mの海しょく洞。 |
参考資料として、地質学データを(※昭和31年岩手縣編集 岩手縣地質説明書Uより)転記します。なお、文中の解説等は私の想いで書いていますので、勘違いや説明不足等があると思われます。 ◎茂師砂岩部層・・・ 本部層よりは有孔虫のほか、貝類及び珊瑚類化石を産する。 |