location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2007石鳥谷町・たろし滝(?)>その2 |
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氷の柱が出来るはずの後ろから見た様子です。例年ですと、ここには巨大な氷柱がでーんとあるのですが、2m程度のたろし(つらら)でした。上から絶え間なく流れ落ちる沢水が、ばちゃばちゃと音を立てています。 |
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滝つぼ(?)の様子です。中央には水の流れで穴が開き、下の岩石の部分が見えていました。また穴の周囲には、たろしが融けて落下し積み重なっています。どう見ても、今年は年末から年始にかけての厳寒期に巨大な氷柱が作られ、途中で落ちたとは思えません。 |
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嬉しかった発見ですが、なんとなんと可愛い氷筍が出来ていました。去年もここには氷筍が数本あり、ひょろひょろと1m位の高さに成長していましたから・・。 |
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高さは20cm位でしたが、地上から上に伸びている氷の柱です。これを発見し、たろしの巨大な氷柱はなかったのですが、この程度の気温でもちゃんと出来るのだなあと再発見です。 昨年は氷筍を見たくて、山形町の内間木洞まで走ったことを思いだいました。今年も2月11日に内間木洞祭りがあったのですが、その様子が報道された様子がありません。もしかしたら暖冬で、洞穴入り口の気温が不安定で、生じなかったのかなあと思ったくらいでした。 |
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これから成長するであろうと思われる氷筍2個です。高さは10cm位でしたが、上から水がぽちゃんぽちゃんとかかっています。例年並みの寒気が来れば、間違いなく成長すると思われます。 |
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先に成長した氷筍が倒れた様子ですが、数本有ったのかなと思われます。 |
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たろし滝の後ろに祀られて、豊作祈願を引き受けている祭壇です。飾りの注連縄と賽銭箱が、本当にひっそりと置かれてありさびしい限りでした。 私が撮影している間にも、数人の方がたろし滝を見にここまで上がってきます。皆さんは、残念だなあと話されていました。 |
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たろし滝の東側斜面上にも、大きなたろしが出来ています。もちろんここまでは急斜面で行かれませんが、たろし滝の出来る環境になっているのかも知れません。 |
今年のたろし滝について、次のように報じられています。この「たろし滝」の太り具合によって、その年の農作物の作柄を占う習慣があったが、昭和50年頃から、毎年2月上旬に巻き尺で測定している。測定不能になったのは、今年で13回目、測定不能でも必ず凶作や収穫不足になるわけではない。 今年の暖冬異変は、日本のみでなく地球規模での大異変になっています。地球レベルで温暖化が進んでいると言われる昨今です。地球温暖化を防ごうとする取り組みを、本気になって取り組まなければならないのが「今なのだ」と思います。自然の猛威に対する微々たる人間の抵抗ですが、この微々たる抵抗の積み上げと、「なんとかしないと・・」と言う一人ひとりの意識の盛り上がりが大切だと思います。 来年度のたろし滝はどうなるのか、今から期待する気持ちで一杯です。 |
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