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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>気仙沼市・唐桑半島 |
サイトマップ |
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陸前高田市からR45号を南に走ると、ほどなくして宮城県に入ります。海岸から山越えをすると気仙沼市街に入りますが、ここから海岸線に沿って南下すると気仙沼市唐桑町に入ります。 |
最初は巨釜の様子です。駐車場脇に案内看板がありますが、ここから10分ぐらい歩いて海岸線に出ます。切り立った松林の中に作られた道路は階段になっていますが、所によっては生えている松の根ががっちりと岩場に食い込み、松の根の階段を作っています。この地に生える松は地下深くには伸びることができないので、岩場の表面にある僅かな土に沿ってしか伸びれません。
巨釜(おおがま)の見所・・・(※案内板から) 大理石の海蝕による奇岩が連続する場所です。前田浜から沖合を見ると、大きな釜の中でお湯が煮えたぎり八幡岩が蓋のように見えることから、巨釜とよばれるようになりました。 大理石は結晶化した石灰岩です。この唐桑半島の海岸には、海水に浸食された石灰岩(大理石)の層が分布しており、地質学的にも珍しいと言われています。資料によると、東京三越本店に使われている大理石も、唐桑半島から切り出されたと言います。 唐桑半島の北側の県境には、大理石海岸と呼ばれる場所があります。現在石灰岩の採掘現場のようですが、対岸の広田からは山の一部が白く見えていたのを覚えています。 水取場・・・ 美味しい清水が湧いている場所で、漁師が沖から漁の帰りに渇いた喉を潤したと言われている。清水の湧き口は前の入り江の左奥にあります。 |
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海中からそそり立つ巨岩の塔は「折石」と呼ばれ、大理石からなる高さが16m、幅が3m程の奇岩です。本来の高さは18m以上あったと言いますが、明治29年(1896)の三陸大津波で先端部が2mほど折れたことからこの名がついたそうです。 撮影場所が限られますので、可能な限り海沿いの場所に移動したのですが、フェンスがありその下は断崖になっています。垂直に高さのある場合、見下ろしたのでは高さが表現できません。岩場を下り波打ち際から撮影できれば最高なのですが、岩場を降りることは無理ですし船で行かない限りできない相談です。 折石と同じ作りの岩石が岩場にありました。太くて大きな塊ですが、よく見ると横の切れ目(節理)が入っています。 |
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ここからはもう一つの名所である半造を紹介します。 半造の見所・・・(※案内板から) 案内板の横、小道を下ると約2kmおよそ徒歩40分で半造を一周できる遊歩道があり、東風穴・トンネル岩など雄大な海岸美を楽しめます。 |
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トド岩・・・ トドは太平洋北部に繁殖し、千島列島、北海道北部などで見られる海獣ですが、潮流に乗って南下したものがこの岩で身を休ませていることがあるのでトド岩と云われている。 岩の上で休んでいたのはウミネコ、ウミウ達だけでした。 |
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大理石の岩場でしょうか・・?、大きな塊に横の切れ目・節理が入っています。 |
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大理石からなる巨釜・半造からさらに南下すると、先ほどとは違った黒色粘板岩からなる御崎に着きます。ここにあるビジターセンター内に、津波体験館があります。 以前のことですが体験館に入ってみました。スクリーンの前にある座席は可動式で、地震の揺れや津波の震動等が椅子を伝わって身体に感じます。スクリーンに映った波の様子と共に、前方から風が吹いてきます。ちょっぴり恐い疑似体験ができます。 津波体験館・・・ 唐桑の自然と人とのかかわりをハイビジョン・パネル等により紹介する展示館と、自然の驚異、大津波を映像・音響・震動などで表現し視聴覚による「津波の体験」ができる全国唯一の施設です。 案内板には見所が沢山ありましたが、天候が思わしくなく御崎神社だけ参拝しました。後日天候の良いときに訪れたいと思います。 |
御崎神社・・・ |
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神社軒下の欄間の場所になりますが、彫刻された十二支の干支がぐるりと飾られています。それほど大きくはないのですが、緻密な彫刻と彩色で目立っていました。日光東照宮の眠りネコを思い出しましたが、再度訪れて本格的に撮影したいなと思いました。2コマだけですが戌と未の立像です。 |
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