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          東北本線を走るSL

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セピア調に変色した名刺判写真からスキャナーで取り込み画像化したものです。撮影は1910年(明治43)頃で、場所は水沢と黒沢尻(現在の北上)の間と思われます。

鉄道開発の資料を調べますと、上野から北への鉄道開業は1883年(明治16年)から始まり、1890年(明治23年)には盛岡まで、翌年の1891年(明治24年)には青森まで開通しています。画像を作成しながら気の付いたことは、蒸気機関車の番号と動輪の数が何となく分かるような気がしました。

客車は四輌位でしょうか、煙を吐いてばく進する蒸気機関車は、力強い想いを抱かせたと思います。



この画像は、現像に失敗した乾板から画像化したものです。私も自家現像した最初の頃、現像液の温度調節に失敗し、気がついたらこのように乳剤面が膨れてしまったことがありました。

この写真も同じ頃に撮影されたものです。しかし、画像化してみると細かいところは分からないのですが、大まかなところが分かってきます。何よりも煙突の形が違いますし、最初の機関車より大きいのかなとさえ思えてきます。