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           スクールボート


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この学校は、1964年(昭和39年)の山田町立船越中学校の様子です。当時の学区は船越、田の浜、大浦地区の三地区であり、生徒達はほとんど徒歩で通学していました。しかし、大浦地区の生徒達は陸路が大変であり、通学ボートで通っていました。

このボートは、大浦漁協が住民のために運行する連絡船であり、地域の人が山田町の中心地に出かけるときは、ほとんどの方々が利用していた連絡船でもありました。私たちは便宜上、スクールボートと呼んでいたわけです。朝夕の通勤時には、浦の浜までの迂回航路を設定していただき、生徒達の通学への便宜を図ってもらっていました。

このボートの画像は、赴任した当時の私には大変珍しく映り、登下校時に撮影した覚えがあります。



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この桟橋は、ほとんどが生徒達の乗降に使われていた木製の桟橋であり、かなり痛んで居たようでもありました。

ボートが桟橋に接岸する前に、なれた子ども達は飛び降りて行きます。男子生徒だけでなく、女生徒も飛び降りていましたから・・。

また夏場には、水泳部の格好のプールに早変わりし、ここから25メートル先に杭を打ち、折り返しの目標にもしていました。
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