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         1964年織笠川川開き

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この画像は、1964年(昭和38)12月に撮影した山田町織笠川川開きの様子です。私にとっても、始めて見る鮭の捕獲の光景でした。多分、午前中の早い時間帯に行われたと記憶しています。川開きをするまでには、川の中に何段もの遡上防止柵と網がかけられ、そこにはかなり多くの鮭が泳いでいました。川開きまで遡上した鮭を貯めているわけですから、密猟防止の監視小屋や夜間にはライトが点けられていたと思います。(※ニコマ目の左端にあるわらで出来た囲いが監視小屋です)

川開き当日の人出はすごいものでした。川原の中や堤防の上には、観光客や鮭を買い求める人で賑わっていました。織笠漁協の皆さんでしょうか、何人もの人が総掛かりで網を入れ、かけ声勇ましく引いて川の中から鮭を引き揚げます。60センチクラスの鮭が網の中で暴れ回る様子は、水しぶきと共にばたばたと音がして豪快そのものでした。網入れは川の遡上止め毎に行われますので、水揚げされる鮭もかなりあったと思います。


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