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location:uchinome.joトップ>暮らしの表情>祭りアラカルト>岩手東和・全国泣き相撲大会 |
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花巻市東和町北成島、三熊野(みくまの)神社・毘沙門堂境内で、「第19回全国泣き相撲大会春場所」が四日から二日間の日程で開催されました。私が訪れたのは二日目の五日でした。あいにくの小雨模様でしたが、土俵の周囲や観覧席は見学の皆さんで賑わっていました。 泣き相撲の由来について、場内の案内放送がありました。1200年前、坂上田村麻呂が家来に相撲を取らせたのが始まりだと言われています。その後、本神社の祭りに南成島・北成島から6人ずつの十二人で相撲を取らせておりましたが、勝った方の部落が五穀豊穣になるとのことから、しばしば流血戦になることがありました。 これではいけないとのことから、いまからおよそ300年前、満1歳の男の子6人ずつによる相撲、いわゆる泣き相撲に変わりました。毎年9月19日の三熊野神社例大祭の神事として現在に引き継がれています。さて、泣き相撲大会は、お子様の健やかな成長を祈念して男女を問わずどなたでも参加できるようにとの切なる願いから、昭和63年毘沙門建立堂の再建に合わせて行われたもので、今年で19回目を迎えました。(会場での案内放送から) |
三熊野神社、毘沙門天への通路です。大鳥居をくぐり左に折れたところに、三熊野神社への通路があります。神社の入り口には、泣き相撲大会で使用される豆力士法被が掲げられ雰囲気十分に盛り上がっていました。 場内放送案内によりますと、この土俵で名横綱・千代の富士も稽古をしたことがあり、由緒ある土俵であるとのことでした。 |
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鳥居のある通路脇にエアーアーチがあり、神官の吹き鳴らすホラ貝の合図で東側の豆力士から参道に入ります。豆絞り姿の可愛い表情が印象的ですが、この時点から泣きだしているお子さんもあり、抱いているお母さん達は大変そうでした。 |
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神社の正面に向かい、東西に分かれて御祈祷を受けているところです。子ども達よりも抱いているお母さんの方が緊張し大変そうでした。 |
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二日目第一回取り組みは、東方からの入場になりました。「※※ちゃん花巻市出身伊藤部屋」、と名前を呼ばれて東西の土俵脇に入ります。その都度呼び出しの拍子木が「カチン」とならされます。西方の入場も同じように行われ、両方とも34名の豆力士の対決になりました。 |
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