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       2010大船渡港・飛鳥U寄港


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七夕船と炸裂する花火、係留中の飛鳥Uと埠頭の見物客の皆さんが写っています。
朝起きてみた見た新聞に、豪華客船「飛鳥U」が10月6日に大船渡港に寄港することが報じられていました。今まで豪華客船の寄港を何回か見てきたほっづぎ家族ですが、今回は夕方に出航するのでなく一泊するとあり、その夜は大船渡市をあげて歓迎の行事をもつとありました。

昨年までは朝に入港し夕方に出航していましたが、今回は異例の一泊とのことです。興味を惹いたのは、夏の大船渡まつりで盛り上がったイベント内容を再現するとあったからです。毎年行われる大船渡なつまつりは、開催日程が地元の行事とぶつかり出かけることが出来ない状態でした。

豪華客船「飛鳥U」の勇姿もさることながら、夏に見ることが出来なかった海上七夕や水中花火を撮影出来るまたとないチャンスです。大船渡港までは、家から車で1時間半ぐらいで行ける場所にあります。暗くならないうちに駐車できるようにと言うことで、家を出たのは午後三時半頃で、大船渡港駐車場に入ったのが午後5時過ぎでした。

トップの画像は、海上七夕船が湾内を移動する中で水中花火がうまい具合に写っていた場面です。停泊中の豪華客船「飛鳥U」の姿と埠頭で花火を見つめる皆さんです。

※豪華客船「飛鳥U」を含めて、大船渡港・宮古港・釜石港に寄港する大型船舶を何度か撮影していますが、すべて
  日中のことであり停泊中の夜景を撮影するのは今回が初めてのことになります。ここでは、接岸中の豪華客船「飛
  鳥U」の様子、海上七夕と題したイルミネーションに彩られた船が湾内を廻る様子、そして、初めて見た水中花火の
  様子を紹介します。

  夜景の撮影になりますのでカメラの撮影感度をかなり上げております。少々見にくい所もありますがご理解下さい。


係留中の飛鳥U 1 17:21・・・

曇り空と小雨交じりのこともあり、かなり薄暗くなってきました。早速でしたが、接岸しているおなじみ「飛鳥U」を船首の方から撮影してみました。大型水銀灯で明るくなっては居ますが、かなりカメラの感度を上げて撮影しました。

今回は小雨模様でもあり、船尾の方へは行きませんでした。
17:27・・・

どんどん暗くなってきます。いつ見ても凄いなあと思うロングノーズの船首です。まだそれほど人出は多くはありませんでした。


係留中の飛鳥U 2・・・暗くなってきました。
係留中の飛鳥U 3 係留中の飛鳥U 4
17:36・・・

どんどん暗くなり、かろうじて船体部分が写っています。客室やデッキ部分はますます明るくなっています。


係留中の飛鳥U 5
係留中の飛鳥U 6・・・飛鳥Uの名前がまだ見えています。 係留中の飛鳥U 7
係留中の飛鳥U 8・・・暗いのですが船首方向からはっきりと写っていました。それにしても大きい船です。

17:39・・・

ほとんど暗くなりカメラの感度を上げての撮影です。「飛鳥U」の客室やデッキの照明がかなり明るく、不夜城のように光っています。

船首方向からの撮影ですが、岸壁ぎりぎりの所にロープが張られ、その下にはキャンドルとそれを被う切り抜きの入った筒が置かれてあります。


※豪華客船飛鳥U・・・

手元にある資料によりますと、郵船クルーズ運航飛鳥Uは、全長約241m、全幅約30m、総トン数約5万トンです。乗客定員は約720名で、乗組員が約450名とのことです。

喫水線から下に8mとありました。その換算で行くと、マストの先端部まではおよそ37mぐらいになります。

今回は10月6日朝9時に寄港し、一泊したのち翌7日午前11時に出航し横浜に向かいます。今回の寄港は、「飛鳥」から通算23回目(19年連続)の入港とのことです。



海上七夕・・・

大船渡夏まつりで運航された海上七夕を見ていませんので詳細は不明ですが、私達が大船渡港に着いた頃に埠頭の北側に電飾された巨大な船が見えていました。18:30頃ですが、大船渡湾の北側から静かに動き出してきた七夕船(電飾船)です。その動きに併せて湾内の各所から、マストに電球を灯しあたかもヨットの帆のような形をした船や、秋田の竿灯を模した提灯船が集まって船団を組み移動します。

最初は湾内の中央部を動き、飛鳥Uの後方からぐるりと旋回し船首の方へと移動してきました。背の高い飛鳥Uと比べても負けない位のマストの高さです。船首の陰から姿を見せた巨大な七夕船は、湾奥の方へと移動していきます。通り過ぎるとき見たら、巨大な船と思ったのは大型の台船(?)でした。自走が出来ないので、タグボートで曳航されていました。

前のマストの下には、OFUNATO 椿の里 大船渡海を愛する会の幕が張られ提灯が沢山取り付けられています。また、電飾されてはいませんが地元業者の多くの旗が掲げられてあります。台船の前後には長い二本の柱(マスト)があり、それを支えるロープには無数の電球が取り付けられています。遠くから見ると白い帆こそ見えませんが、電飾による帆船のイメージが夜空に浮かび上がります。たまたまですがなにが凪が良かったため、回目に映る様子も素敵なものでした。

18:50頃・・・

湾内の各所から集合した大小の七夕船が整列し、飛鳥Uの方へと進路を変えて迫ってきました。まだかなり遠くを動いていますのではっきりと見えません。三角の形はヨットを表しています。

船団は飛鳥Uの後方へと回り込みますので、船首付近にいた私達には飛鳥Uの陰になり見えなくなっていきます。
海上七夕船団 1
海上七夕船団 2・・・飛鳥Uの船首脇から姿を見せた大型七夕船。 19:07頃・・・

飛鳥Uと姿を現した大型七夕船です。ちょっと見た限りは動きが遅いように見えるのですが、スローシャッターでの撮影になるのでかなり動いてぶれてしまいます。

最初の画像は、広角レンズを使用し船体全部を入れてみました。次からの画像は七夕船を望遠レンズで引き寄せてあります。
海上七夕船団 3 海上七夕船団 4
海上七夕船団 5・・・ほぼ七夕船の全景です 間近で撮影した七夕船です。拡大画面では船の中心部のイベントステージが見えてきます。

その下の画像は、大船渡海を愛する会の旗とアトラクション発表を待つ女性の皆さん達です。
海上七夕船団 6 海上七夕船団 7・・・大船渡海を愛する会の大きな幕。
ここからの画像は、大型七夕船に随行している小型七夕船の様子の一部を並べてみました。

煙(スモーク)に彩色した七夕船、秋田の竿灯に似た提灯七夕船、遠くから見ると青いカモメの様に見える七夕船、マストのロープに吊した電球がヨットに見える七夕船等々です。

※小さな七夕船はまだありましたが、撮影した画像がか
  なりぶれてしまいここでの紹介は省略します。
海上七夕船団 8・・・色とりどりの色光を見せるスモーク。
海上七夕船団 9・・・竿灯を模した提灯七夕が遠くに見えます。 海上七夕船団 10・・・青いカモメです。
海上七夕船団 11・・・二隻のヨットを表す船。 海上七夕船団 12・・・提灯船、大型七夕船、ヨット船と続きます。
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