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      2011石鳥谷町・八幡田んぼアート


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おなじみの宮沢賢治作 銀河鉄道のイメージから。

田んぼアート見学、今年の第二弾は花巻市石鳥谷町の八幡田んぼアートです。昨年から始まり今回は二回目になりますが、各地で開催されている田んぼアートを研究し、初回から素晴らしい出来映えだなと思います。昨年は南部杜氏の酒つくり職人の立ち姿であり、今年はどんなテーマになるのか楽しみにしていました。

石鳥谷町の場合も田植えをしたというニュースを聞き逃していましたが、地元の方のブログを拝見して早速出かけてきました。6月29日現在、上から眺めた様子は見事なものでした。JRの架線が丁度列車の植えに重なりますが、場所の設定上どうにもなりません。午前中の逆光線ならば良いのかなあと思いました。

昨年もそうでしたが、見下ろす場所にきちんと取り組みの説明がなされ嬉しくなりました。


会場に立てられている案内から

平成23年度 第2回 八幡田んぼアート 田植え体験

趣旨・・・
この事業は、自然体験を通して、地域内外の交流人口の拡大や食育推進等を目指すものです。田んぼをキャンバスに、生育とともに稲穂が紫や黄色に色が付くことでアートを表現し、体験と鑑賞により自然に感謝するやさしい心を育みます。イベント実施による地域の活性化も目的としています。

テーマ:銀河鉄道 ガンバロー いわて
アートの場所:石鳥谷生涯学習センター駐車場(道の駅いしどりや東側)
見頃:8月下旬から9月下旬、7月から色づき始めます。

主催:八幡まちづくり協議会 八幡田んぼアートプロジェクトチーム



駐車場の見下ろす場所

R4号東側に石鳥谷道の駅があり、そこを東側に折れ曲がると石鳥谷生涯学習センターがあります。ここの駐車場は小高い丘になっていて、線路を見下ろすことが出来ます。

線路の向こうに拡がる田んぼに、テーマでもある「銀河鉄道」が画かれています。また、田んぼアートの幟旗やレイアウトの解説板も設置されています。

田んぼアート解説板 平成23年6月5日(日)JA花巻石鳥谷支店駐車場集合。

開会式    10:00〜10:20
田植え体験  10:30〜11:30

4つのグループに分かれます。リーダーの説明を聞いてから始めましょう。ゆっくり、ていねいに植えましょう。

田んぼの大きさ  縦 100m、横 30m


田んぼアート周辺の様子です。 JR東北線を手前に入れ、全体の様子をまとめてみました。
銀河鉄道を中学生 アートの全体像と進行方向に走る列車と、自転車の中学生を組み合わせてみました。
これだけでもほぼ完成です 主要部分の拡大、鉄道架線の光る部分が気になります。

ここからは、各パーツ部分に分けてみました。利用した稲の品種と稲穂の色は下記の通りになります。

品種      品種名     稲穂色

背景      ひとめぼれ  穂色は黄金
煙   内側  黄稲      穂色は黄
     輪郭  紫丹      穂色は紫
星        紫稲      穂色は紫
列車  車輛  紫稲      穂色は紫
     窓   黄稲      穂色は黄
     輪郭  黄稲      穂色は黄
文字      紫稲      穂色は紫
煙と星の部分
機関車と客車 客車部分がつながります
震災に負けないでガンバロウ いわてを大きくしました。

被災地に向かう消防自動車と見なしました。 たまたま向こうを通った消防自動車との組み合わせです。緑の中の赤い色、凄く目立ちます。
三陸沿岸の一日も早い復興を期待して。 前方の山の遙か向こうは三陸海岸、あれから100日以上経過していますが。思うように進まない復興計画です。

震災時はJRの鉄道はもちろん、車の運行にすらガソリン不足で出来ませんでした。

貨物列車ですが、大量の物資を積んでの運行だと思われます。一日も早い復興を願いたいものです。