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釜石埠頭・海王丸寄港
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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト>釜石埠頭・海王丸寄港 |
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8月9日から13日まで、海の貴婦人と呼ばれる帆船「海王丸」が釜石公共埠頭を訪れました。私は9日の入港と接岸の様子、11日のセイルドリルを見たくて二日間釜石まで走りました。釜石港への寄港は10年ぶりのことと言います。10年前の寄港時にも埠頭を訪れましたが、詳しい情報がないままに船首の女神像と帆柱の多い船体を撮影したのみでした。 |
このイベントは、3大基盤整備完成、釜石市制施行70周年記念事業「各種船舶釜石港寄港等、公共埠頭活用イベント」として、独立行政法人航海訓練所の協力により、帆船「海王丸」のセイルドリル及び一般公開を実施し、多くの市民に港を親しんでいただく機会を提供するとともに、港の地域振興に寄与することを目的として行われるものです。 |
8月9日10時入港との事でしたので、その様子を見るために埠頭に着いたのが9時半頃でした。すでに沖合には、タグボートに引かれた海王丸がそろそろと動いていました。風が無く穏やかな海の様子で、船上には乗務員と訓練生がずらりと並び埠頭側に向かっていました。 帆船の場合、一番先に眼に入るのがすごく高い帆柱と無数のロープ、そして船首にある船首像です。海王丸には「紺青(こんじょう)」と呼ばれる船の守り神で、嵐を鎮める笛を奏でていると言われる女神像がつけられています。 |
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二隻のタグボートに押され、静かに埠頭に近づきいよいよ接岸です。最初のロープが投げられ埠頭に固定されると、次々にロープが投げられ固定されていきます。ほぼ完全に係留されたのが、やはり10時頃でした。 ブリッジからは船長さんでしょうか、トランシーバーを手に指示を出している様子が見られました。 10年ぶりに見た動いている海王丸です。青空にくっきりと映える船体の色がきれいでした。撮影するために船首に行ったら、縄ばしごが二本降ろされ錨の上にするすると乗務員が降りてきました。何をするのかなと見ていたら、ローラーのような物で汚れた部分の掃除でした。そう言えば、大船渡港で見た巨大客船「飛鳥U」の時も同じ事を見ました。 |
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総帆展帆(そうはんてんぱん)とは、帆船にある全ての帆を拡げる作業のことを言います。この作業は全て手作業によるもので、見ている立場の者には壮大で綿密な作業ですが、当事者にとっては気の抜けない真剣勝負の場でもあります。 |
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