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呉市・大和ミュージアム
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昭和の末になりますが、東シナ海340mに沈む戦艦大和発見のニュースがありました。その様子を記録した本「YAMATO」(角川書店)を書店で見つけ、買い込んで読みあさった記憶があります。 戦前生まれの私は、終戦時小学校3年生だったと思います。当時、陸前高田市・広田海岸に住んでいましたので、アメリカの潜水艦が来たと言うことで山に避難したり、釜石の艦砲射撃の「どどーん」と言う音をいまだに覚えています。近くの海岸には、潜水艦に追われて座礁した貨物船があり、上級生と一緒にその船を見に行った記憶がありますし、その後解体されて浜に放置された残骸を見ながら通学もしました。 |
呉の歴史と科学技術を学ぶ博物館「大和ミュージアム」 明治22年に呉鎮守府が、明治36年に呉海軍工廠が設置され、東洋一の軍港として栄えた呉市。「大和ミュージアム」は、戦艦「大和」を始めとする様々な船が建造され、戦前戦後を通して造船の町として繁栄した軌跡を紹介する博物館として誕生した。 館内は、明治から現代までの歴史を紹介する「呉の歴史」、魚雷や零戦、特殊兵器「回天」などの本物が並ぶ「大型資料展示室」、船に活かされている技術を遊びながら学ぶ「船を造る技術」、漫画・宇宙戦艦ヤマトを中心に科学技術の未来を描く「未来へ」の4つの展示室に分かれ、貴重な資料や写真、模型などが数多く展示されている。 圧巻なのは、一回吹き抜け部分に設置された1/10戦艦「大和」。その迫力ある姿からは、呉の造船技術の素晴らしさを感じずにはいられない。(※館内で頂いた資料から) 私の目的は、1/10スケール戦艦大和の撮影です。館内での撮影は可能ですが、かなりの制限がありました。撮影は手持ちであること、ストロボ一部制限、外部照明・一脚・三脚の使用は禁止となっています。実際に撮影してみたのですが、あまりの大きさに持っていたレンズ(18mm)でも全体を入れるのが困難です。それと、展示場所がガラス張りで、天気の良い日は外からの光が強すぎますし、館内には蛍光灯の照明がありいろいろな光が入り乱れています。目で見る分には良いのですが、デジタルカメラで撮影となると光のバランスがとれなくて大変でした。 一番良いのは、冬の時期の暗くなる時間帯に、撮影感度を上げ、手ぶれ装置の付いたカメラを使用するしかないなと思います。しかし、私の場合は何回も行ける場所ではありませんので、何とか無理をして撮影してみました。ほとんど超広角気味ですから、全体を撮影した場合にはかなりデフォルメしていますがご容赦下さい。 撮影場所は、全体の様子、船首部分、船尾部分、艦橋周辺(中央部)、シンボルでもある46センチ主砲塔に分けてあります。また、館内で頂いた資料から、当時の建造技術が今に生きている内容を添付してみました。 最初は全体の様子です。1/10スケールと言っても、全長が26.3m、高さが5m程ある巨大な模型です。 |
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船首の部分です。金色に輝く菊花紋章と、船首の下にある球状艦首(バルバスバウ)が一際目立っています。 |
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