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location:uchinome.jpトップ>岩手の鍾乳洞>龍泉洞・LED照明ライトアップ>その2 |
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ここからは、通路天井部分にライトアップされた鍾乳石・フローストーンの様子をまとめてみました。LED照明はスポット的な広がりですので、全体にわたって照らされてはいないようです。基本的には一般照明としてのハロゲン光源で照らされていて、そこに重なるようにLEDの色光があたり10秒間隔で変化していきます。 |
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通路天井部分 2・・・ この部分は鍾乳石と言うよりも、地下水の流れによる浸食跡のようにも思える部分です。 全体を照らすハロゲン光源と、LEDの黄色色光が同じなのだなあと思えるのが3コマ目の画像です。LED照明により黄色に変化しているのは肉眼的には分かりますが、撮影した画像では区別が付きません。 |
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通路天井部分 3・・・ 天井部分の切れ目の奥にLED照明があたる場所がありました。中心の両側は一般照明のハロゲン光源の光で、奥の鍾乳石が時間変化で様変わりしていきます。ちょっぴり異様な雰囲気になり、LEDライトの設置に工夫が感じられます。 |
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通路天井部分 4・・・ 可能な限り接近し、全体がLED照明で覆われる場所を探してみました。右上に見えるのがLED照明ライトです。 カメラを固定し10秒毎の変化の様子ですが、同じ場所なのに、色光の種類により色が付く部分と付かない部分があることに気がつきました。 鍾乳石の元来の色や成分の違いで、照射される光の反射や吸収に違いがあると思われ新しい発見でした。 |
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音無の滝通路・・・ |
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おなじみの地底湖・・・ 案内によると、地底湖の照明はいつもと同じハロゲン光源だけのようです。地底湖の説明には・・、第三地底湖は水深98mで、世界でも有数の透明度を誇っています。とぎすまされた大自然の息吹を秘めるドラゴンブルーの湖は、洞内の無数の鍾乳石などとともに自然の驚異と神秘を伝え幻想的な別世界へといざないます・・、と書かれてあります。この場所をLED色光でライトアップすると夢が壊れてしまいます。 この場所から30m程高いところの見下ろす場所にはLED照明が設置されていますが、先にも触れましたがカメラやレンズフィルターへの結露が激しく、撮影するのが大変なので断念しました。水滴でびしょびしょになり、今までこんなことがなかったのでがっかりです。 この時期の外気温が3.0度・洞内温度が6.5度ですから、駐車場から洞内に入るまでににカメラが冷え切ってしまいます。長時間洞穴内に滞在し、カメラが洞内の温度と同じになるまで居ることが出来れば解決できるのですが・・。水滴を拭き取りながら何とか撮影した第二地底湖(上の二コマ)と第三地底湖(下の二コマ)の様子です。 |
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念願の龍泉洞LED照明ライトアップに間に合いました。嬉しかったことは、私一人の貸し切り状態で自由に撮影できたことです(※龍泉洞の方には申し訳ないことですが)。また、事務所で担当の方からLED照明についてお話を聞けたことが撮影上の参考なり、忙しい時間を割いて説明して下さった方に感謝いたします。 疑問に思ったこととして、黄色の色光がはっきりしないのは何故だろうかと言うことでした。私なりの理解は、全体を照らすハロゲン光源と、LEDの黄色色光が同じなのだなあと思える画像を発見したことにあります。LED照明により黄色に変化しているのは肉眼的には分かりますが、撮影した画像では区別がつかないからです。 鍾乳洞の照明は、一般的にはハロゲン光源が多いと思います。自分の好みの色光もあるのですが、照らされる鍾乳石面の反射・吸収の相性等がありますので、自然状態表現の色合いは白色系統が最適だと思われます。元々、龍泉洞の鍾乳石はほとんどが灰褐色でセメント状の色合いを見せる部分が多く、白色やそれに近い感じの鍾乳石は一般通路では見られません。 汚れの少ないきれいな鍾乳石を見るためには、地底湖から階段を上って抜ける三原山コースに行けばかなりの部分で白色に近い鍾乳石と出合うことが出来ます。しかし、この場所はかなりの急勾配の階段(高さ30m位)でもあり、入り口には高齢者の方や体調に自信の無い方にはお勧めできませんと書かれてあります。 今回気がついたこととして、一般照明のハロゲン光で見えている所に、LEDの単色色光があたると微妙な反射や吸収があり、別の様相を見せてくれますので新しい発見がありました。どの色光が良いのかは、人それぞれの好みの問題だと思われます。私としては、白色高輝度LEDによる照明が一番きれいだなあと思います。もちろんですが、常時高輝度白色照明を継続するとコケ等の繁殖に繋がり、洞穴内の生態系に支障が生じますので課題になりますが・・。 |
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