センターのKさんの説明から・・・
本日は氷筍観察会に来て戴きましてまことに有難うございます。本日皆様をご案内する当センターの今野と申します。
午前中も大体同じぐらいの人数の方々がご覧になりました。例年ですと、白蓮洞は閉鎖の期間なのです。冬期間は閉鎖しておりましてこちら側には入れないわけですが、今年は寒かったので例年と違う氷筍の出来方が違ったものですから、中に入ってみましたところ、かなり大きな氷筍がかなり広い範囲で出来たものですから、これを皆さんに見せた方が良いのかなあと言う結論に達しまして鑑賞会という形になったわけです。
今年は入り口の階段がもの凄く凍っていて危険です。出口の方がどうしても冬は暖かいのです。下から空気が入って上に抜けますので、上の方は本当に暖かいのです。出口の方を除雪して通路を作りまして、そちらから入洞するようになります。入り口と出口が逆になるわけですから、ちょっと低いところがあり頭をぶつける恐れがありますので、皆さんにヘルメットを着用していただいて入っていただきます。
氷筍の出来方をお話しすると長くなります。氷筍が出来ると言うことは、外気の温度と洞穴の温度、それと水滴が一体にならないと氷筍は出来ないのです。今年は特にそれが良い方向で出来たと考えられます。分からないことがございましたらその都度お聞きいただければと思います。時間にすると約一時間三十分ぐらいかかります。かなり足場も良くないものですからゆっくり進みたいと思います。 |